プライドなんて、…ていうか素直とか。 (ページ1)

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そして。
あいつらがいなくなって冷静に考えてみる。

……、あれ、俺…やらかしたのでは。
Aのこと、巻き込んだよな！？
やっべ、頭に血ぃ登って忘れてたやっべぇ

ア「ローレン……」

あぁ…やばいとか思ってたら

ア「よく言ったよ！！！！！
俺めっちゃ気持ちよかった！！」

「お、おう？」

ア「てか俺らなら勝てるって
あんなやつらに負けるわけないよ」

こっちがびっくりするぐらいアクシアは息巻いている
こんなに自信満々なアクシア見たことないな…俺。

「お、おう…」

ア「どうしたの？さっきまで
あんなに調子よかったのに」

アクシアが不思議そうな顔で尋ねてきた

「いや、…ね？Aのこと勝手に巻き込んだからさ、俺」

本当にそれがまじで不安だ。
勝手に巻き込むとかいっちゃんだめなやつやん、
ほんとやらかした……。

ア「……、事情を話せば納得してくれるよAちゃんは
それに、信じよう？Aちゃんなら絶対に
一桁取れるってさ、……好きなんだったら
なおさら信じれるっしょ？」

急に好きって話いれてくるじゃん…
でもたしかにそうだ、俺が今回の勝負を持ちかけたけど、

そもそもAは勉強会の時に一桁取りたいって言ってた。
それに、俺が信じなくてどうするんだよ、

言い出しっぺってやつだろ？

信じるのも大事よな。

「うん、そうね俺らが信じなくてどうすんの
って話なんかな」

ア「ほら、俺らは次の生物、頑張ろ？」

「そうね、……復習すっか」

俺らは二人で生物の範囲を復習し始めるのだった。