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なんて話しかけようか、
なんて考えずにそれはもう、
行き当たりばったりだったけど
本人を見たらいてもたってもいられなくって。
「ねね、朝からお疲れさん、これやるよ」
俺は、Aに話しかけに行った。
A「いいの？ほんとに？」
「いーよ、
俺が好きなやつテキトーに選んだだけだし
頑張ってんなって思ったからやるわ」
A「ありがとう……」
少し嬉しそうに見える、よかった……
でも、いつもと違う違和感。なんだ…？
……あれ、てか待てよ、
もしかして敬語はずしてくれてるんじゃね？
このまえ屋上で話したときは敬語だったはず…
っ、なにそれ、嬉しすぎるって朝から。
最高じゃんかそんなの。
「あの……A…さ、敬語はずしてくれたんだ？」
でも、なんでだ？急に。
別にきっかけがあったわけでもないだろうし…
とか思っていれば、小声で涼が話し始めた。
A「……、距離。」
「へ？」
A「距離縮めたかったから……です
気分、悪くなったのなら、ごめん」
…と、言ってくれた。あれ、エスパー？
俺の心読まれてる？
てか、かわいすぎるでしょ、やばいって。
キュンだよ、これは。真面目に
…俺、顔赤くなってるなこれ、やばい。
距離縮めようとしてくれたとか……
しかも本人気づいてるか分からないけど
A自身も赤くなってないか？
ほんと俺のことどうするつもりなんだ？
まじでかわいすぎるでしょ……
「…っっ、そ、か。いいよ、むしろ嬉しいから」
これはそう、ほんとにそう
敬語はずしたAがめっちゃかわいい
ああ、かわいいがゲシュタルト崩壊しそうだ。
A「ほんと？？？
よかった、……そろそろ時間じゃない？」
「え、まじか、じゃ俺ら上行かないとじゃん」
……そっか、さすがに一緒には行けないのか。
まあ、これ以上望んでもって感じはあるよな。
A「でも私これギリギリまでやんないとだから…」
「あ、そうなん？……めんどくせーのなそれ。」
A「そうだね、意外と。でも……」
Aが何かを言いたそうな雰囲気を一瞬出した
「でも、…？」
A「なんでもない、ほら上行かないとなんでしょ？」
けれど、すぐにそんな雰囲気はなくなって、
何もなかったかのように
いつもの感じになった。
「あっ！そうだった、サンキュ。
じゃ、またね〜！」
A「うん。……また」
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那々 - 田中ァァさん» 生きがいですかぁ…！！本当に嬉しい言葉をありがとうございます！(…これは更新頑張らなくては！) (2021年9月26日 17時) (
レス) id: 707aad3d9e (このIDを非表示/違反報告)
田中ァァ - 生きがと言っても過言じゃないくらい好きです。 (2021年9月26日 10時) (レス) @page47 id: cf4fd5c006 (このIDを非表示/違反報告)
那々 - まーっちさん» 有難うございます！コメント凄く嬉しいです！更新も頑張りますね！ (2021年9月19日 2時) (レス) id: 707aad3d9e (このIDを非表示/違反報告)
まーっち - え、めっちゃ好きです！！！更新応援してます！ (2021年9月18日 19時) (レス) id: 0be4ce7647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月 | 作成日時：2021年9月16日 18時
