32。 ページ32
そうして学校につけば今日も挨拶の声が
聞こえる。ちゃんと高校にもなって
挨拶運動があるところなんて
なかなかないんじゃないかなとは思うけど。
ちゃんとやれてる辺りこの高校の人たちは
礼儀正しいんだなとか思ったり。
A「おはようございます」
今日はちゃんと校門にAを見つけられた。
すごく、綺麗だなぁ…
めっちゃ姿勢いいな
もしかしたらそういうところがあるから
さらに高嶺の花とか言われてんのかもしれん。
けれどもせっかくAを見つけたのに
(あー、でも、俺、ちゃんと挨拶できるのかな)
とか思ってしまって、
……危うく通りすぎそうになってしまっていた。
だけどそれはいやで、……
そんなことを考えてAの方を見れば、
A「あの、おはよう!………ございます…」
Aに挨拶してもらえた。
ア「おはよ、Aちゃん」
「……、おはよ、A」
つい面食らって
無愛想な感じになってしまったが
Aの挨拶に俺も返事をする。
あれ、ちょっと待てよ??よく考えろ、俺?
おはよ、って、Aが言ってくれた……、
Aが言ってくれた!?
え、まって、まって、まって、
嬉しすぎるんだが?
うわ、まじか、……
あの他の人に対して
基本クールでツンツンしてる涼が?
まじか…やば。
てか驚いたり感動したりしてる場合じゃないだろ、
俺、ココア渡さないと……!
「なぁ、アクシアちょっとすまんのだが
先行っててくんね?」
ア「ん、いーよ、渡してきなついでに
お話何かしてきたら?」
さすがアクシアやっぱ察しがいいよな。
でもちゃんとした話できんのかな…
分かんないけど、
「……できたらしてくるわ、ありがとさん」
俺はアクシアを先に教室に行かせて、
Aの側に行って話しかけた。
146人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「2j3j」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
那々 - 田中ァァさん» 生きがいですかぁ…!!本当に嬉しい言葉をありがとうございます!(…これは更新頑張らなくては!) (2021年9月26日 17時) (レス) id: 707aad3d9e (このIDを非表示/違反報告)
田中ァァ - 生きがと言っても過言じゃないくらい好きです。 (2021年9月26日 10時) (レス) @page47 id: cf4fd5c006 (このIDを非表示/違反報告)
那々 - まーっちさん» 有難うございます!コメント凄く嬉しいです!更新も頑張りますね! (2021年9月19日 2時) (レス) id: 707aad3d9e (このIDを非表示/違反報告)
まーっち - え、めっちゃ好きです!!!更新応援してます! (2021年9月18日 19時) (レス) id: 0be4ce7647 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:如月 | 作成日時:2021年9月16日 18時