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登場と共に沸き立つ周りの女の子達。
そんな女の子たちに丁寧に応える彼。
周りは私より若い子が沢山。
彼はきっと私に気付いていない。
でも、私は気付かたくなかった。
そっと、ペンライトの光を消した。
そんな気持ちと裏腹に、坂田が私を指差した。
やめて。ひさしぶりだっていうのに。
こんな酷い私、見られたくない。
どうしてつれて来たの。
黒い、ドロドロした気持ちが次から次へと溢れる。
曲がいったん終わり、少し明るくなった会場。
トークに入ると思いきや、アカペラである曲を歌い始めた。
「…!!」
周りは異例のことに少しざわつく。
予定されていないことでスタッフさんが慌てているのも少し見える。
そんな中、下を向いて唇を噛んでいた私は思い切り顔をあげた。
「予定にないことしてすいません!!めっちゃ私情だけど、今日奥さんの誕生日なんで、奥さんの大好きな曲歌いました!!ぼくらの思い出の曲です!」
歌い終わって、笑顔でそう言った。
黒い気持ちはいつのまにかどこかへ。
静かに頬を伝った涙と一緒に満面の笑みで彼を見つめた。
そして、彼はそれを受け取って、満足げに笑った。
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ちょこ - とてもよかったです！その後話がもっと欲しい！ (2021年1月7日 19時) (
レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
一ノ瀬るあ@こたぬき - あw「やるやんって〜のとこw知ってますw4枚目だけ読んでもwわたるが言いますっ！さかたん！やるやん！あ、私近畿なんですよ！ (2020年7月7日 22時) (レス) id: 36c056d990 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！頑張ります〜！ (2019年9月6日 11時) (レス) id: d6447dcd81 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 関西風しらすぅ@坂田家さん» ありがとうございます〜！短編になりきれてない部分多くて、話分裂しまくりなんですけどね(笑)センラさん、私の作品ではかなり人気なお方です笑 (2019年9月6日 11時) (レス) id: d6447dcd81 (このIDを非表示/違反報告)
はる - とっても面白い作品ですね！これからも更新頑張ってください！(ゝω・´★) (2019年9月6日 0時) (レス) id: 9386fcb447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんな | 作成日時：2019年8月13日 0時
