莉犬くん短編集

キライって言ってみた ページ3

はーい、今日は莉犬にドッキリを仕掛けて行きたいと思っている彼女のAでーす。



今日のドッキリは「キライって言ってみた」！



私のことが大好きな莉犬にはすごいダメージだし、ちょっとかわいそうだけど許してねぇ泣



それではやってこう！！！



私)ねぇ、莉犬？どうして最近構ってくれないの？

　 構ってくれない莉犬なんか、キライ！



莉)えっ………ごめん、ごめんね？

　 最近はね、ライブとかワンマンとかオリジナルの

　 曲とか作ってて忙しかったの。

　 言い訳に聞こえるかもしれないけど、本当にごめ

　 んね？



私、愛されてるんだなぁ。しみじみと感じてると、莉犬が抱きついてきた。



ほんとに、キライなんて1ミリも思ってないのに、私こそごめんなさいしなくちゃ。



私)莉犬？本当に言いづらいんだけどね、これドッキリなんだよね。



莉)はぇ！？A〜嘘でよかった〜！！！
　
　 でも次やったらまじでおこになるから！
　
　 もう！お詫びにタピオカとマカロン買って！！



私)はーい…ごめんねぇ、ほんとに。



莉)もう許すから謝らないでよ！

　 俺はやくマカロン食べてタピりたい！



私)実はさ、タピオカってカロリー高いらしいよ。



莉)え！？まじかぁ、ワンマンまでに痩せないとなぁ



私)莉犬はもともと痩せてるじゃんか。

　 発砲スチロールぐらい軽いよ。



莉)馬鹿にすんな！wてか俺そんな軽くない！

　 Aだって軽いじゃんか！



私)私重いからww




そう言った途端に莉犬は私の背中と膝裏に手をかけ

た。いわゆるお姫様抱っこだ。



莉)ほら軽い



私)あの、莉犬さん？////下ろしてもらっても…？////



莉)んふふ、照れてるAはかわいいなぁ



私)〜〜！///もう！マカロンとタピオカ買いにいこ！



莉)はーい、じゃ、下ろすね？



そう言って優しく下ろしてくれた。ついでにハグも。



私)ありがとう、莉犬、大好きだよ！



莉)もう不意打ちは聞かないからな！ﾄﾞﾔｯ

　 俺もだよ、あーいーしーてーる！



私)ふふww無駄に声が綺麗だねw



莉)無駄じゃない！さぁ行こ！



私)うん！タピろー！

　 マカロン！マカロン！タピオカ！タピオカ！



莉)楽しみだねぇ！

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