〇理解不能 ページ40
「新しい、魔神……」
凄い………ん?
え、ちょっと待って。
その技を見た詩音は感心したあとに、自分の思考に待ったをかけた。
魔人+盾+ドリル→魔神
「(どうなったらそうなるの)」
頭の中ででてきた式に理解不能とばかりに詩音が内心頭を抱える気持ちでいるとボールが飛んできた。
野坂からのパスだ。
新しい魔神のことはよく分からないが、これでゴールはひとまず安心だろう。
そうなると、取るべき行動は一つに絞られる。
「灰崎さん、吉良さん」
相変わらず棒読みとも取れる無機質な声で詩音が蹴ったボールは綺麗な弧をえがいて灰崎の足元にストンと落ちた。
相変わらず気持ち悪いくらいの正確なパスに灰崎は内心舌打ちすると、ボールを蹴ってシュートモーションに入った。
「『龍神鉄扇』!」
しかし、そう簡単に点を取れる相手ではなく、難なくキーパーに止められてしまう。
シュートを止めても点が決まらないままでは、2点先取されているので、負けは濃厚だ。
「お前達の必殺技は、全て対策済みなのさ」
確かに、中国は日本を研究して急所を的確に突いてきている。
今までの試合のデータを参考にしていたのだろう。
それに加え、向こうのコーチとキャプテンは潜伏(?)していたときた。
かなり不利な試合だな、と内心諦め気味の詩音の頭に飛び込んできたのはベンチで大声で応援する剛陣の声と皇帝が小さく不敵に笑って言った言葉だった。
「こちらの必殺技を
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おまんじゅう(プロフ) - 星猫さん» プロフから行けるボードに書き込んでおいたので良ければそちらを参照ください!!お話等もそちらを使っていただければ幸いです。お手数お掛けしますが、よろしくお願いしますm(_ _)m (2021年9月7日 18時) (レス) id: e52fd62a9b (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年9月7日 18時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
おまんじゅう(プロフ) - 星猫さん» 高評価、ありがとうございます!!これからも応援宜しくお願いします!! (2021年9月7日 18時) (レス) id: e52fd62a9b (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - はじめまして!とても素晴らしいです!高評価しました! (2021年9月7日 16時) (レス) id: 8c51e3f139 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん - 返信ありがとうございます!最高ですね!次回も楽しみにしています! (2021年9月2日 6時) (レス) id: f751d7262a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おまんじゅう | 作成日時:2021年8月19日 10時