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No.55 〜あの時のお礼〜 ページ18




その後すぐ、隣でボーリングをしていた馬狼を仲間に加え、対決が開始した。どちらもU−20戦を彷彿とさせる一歩も譲らぬ決戦となり、青い監獄のラストは凪。その前の投球でUー20がストライクを取ったため、青い監獄はストライクを取らなければ負けてしまう。

「(お腹減ったなぁ…、汗もかいたし…、お風呂入りたい…。あ、でもAが見てる…)」
凪はゆっくりと振りかぶり―――――…

ガッ ドテッ!!

「うべ」

ステップの際足が絡まり盛大に転倒した凪。球はゆっくりとレーンの真ん中を転がっていき―――――…

ゴトゴトゴト…

誰もが終わったと思っていたが、まさかのストライク!青い監獄メンバーは大喜びだ。

「ちゃんと投げろ、バーカ!」
「これで同点♪」
『ミラクルストライク♪』

「おい、まだ決着ついてねーぞー、ボウリング延長戦な!」

潔は先約があるようでここで離脱。その後も熱い戦いが続いた。






結局次の対決では馬狼の執念のターキーを決め青い監獄が勝利!夕食はU−20代表が払うこととなった。




渋谷センター街をみんなで歩く。

「A!」
スマホのメッセージを返信しながら歩いていたAを御影が呼んだ。

『御影くん、どうかした?』

「いや、逸れると困るからもっとこっちこいよ」

『そうだね、ありがと』
彼女はスマホをポケットにしまうと御影の元へと小走りで行った。




「…あ、あのさ、トライアウトの前、Aと話せて、そのー、吹っ切れたっていうか…、ありがとう」
御影は少し吃りながら恥ずかしそうに頬を掻く。それは普段学校の人気者で、男女問わずフレンドリーな彼からは見ない表情だった。

『…私なにかしたかな?でも御影くんのトライアウトやU−20戦、あれは御影くんだからできる戦法(スタイル)だよねー!カッコよかったよ』
彼女は子供のような笑顔を御影に向ける。

「っ…(か、可愛いすぎんだろ…)
てか、その御影くんってのやめろよ、みんな玲王って呼ぶし」

『うん、玲王、カッコいいよ!』

「!!」
彼女の攻撃(笑顔)を受けた御影は手で顔を覆い天を仰いだ。











その様子を面白くなさそうに見つめる人物が2人いた。



next…

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設定タグ:ブルーロック , 青い監獄 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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ひゅーまん - 私もこの作品大好きです、!投稿頑張って、です!♩ (1月6日 19時) (レス) @page4 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
yU-Mi(プロフ) - アオウサギさん» ありがとうございます!更新頑張ります(感謝) (2023年4月14日 23時) (レス) @page3 id: b5df0d270f (このIDを非表示/違反報告)
アオウサギ(プロフ) - もう大好きです!!!更新頑張って下さい!!!!!! (2023年4月13日 22時) (レス) @page32 id: 42e17b849f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yU-Mi | 作成日時:2023年3月14日 16時

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