第33話~もうひとつの事件~ ページ37
(人1)視点
貴方「ただいま!」
そう言うとリビングの方から、おかえり!とお母さんの声がした。
母「遅かったわね。特別クラス、どうだったの?」
リビングに入って行くと、お母さんが言った。
貴方「ええっと、私を入れて6人ですぐに仲良くなれたよ!授業も分かりやすかったし」
私は笑顔を向けると、お母さんは優しい表情を浮かべる。
でも、思い出したように、お母さんがそういえば、と言った。
母「そういえば……秀明の近くで強盗があったそうよ?まだ捕まってないらしいし」
強盗?!
貴方「どこが襲われたの?」
母「秀明を少し行ったところのコンビニだって。刃物で店員を脅して、レジからお金を掴みとった後、白い車で逃げ出そうよ」
お母さんが寒さを紛らわすかのように腕を寄せる。
ここらへんは治安もいいし、ご近所さんも優しいから、強盗なんかがあると、すぐに噂がまわってくる。
母「(人1)も気をつけてね?」
うん、と返事を返そうとしたとたん、窓側のテーブルのほうから電話がなった。
貴方「私出てくるね」
電話のそばまで駆け寄り、受話器を取る。
貴方「もしもし」
若武「あ、(人2)か?」
すると、電話の向こうで若武くんの声が。
貴方「うん」
若武「強盗の話、聞いた?」
やっぱり、噂って広まるのが早い‥‥
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幸美シオン - 原作との流れに入れても自然な感じがします!これからも頑張ってください! (2015年11月10日 6時) (レス) id: 5d8807acba (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - 面白いです。KZの小説でオリジナルの主人公って少ないのでうれしいです。更新頑張ってください。応援しています!! (2015年10月27日 22時) (レス) id: 7579ab75e5 (このIDを非表示/違反報告)
ノノ - おもしろい (2015年10月26日 16時) (レス) id: 61b8cc2084 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無気力 | 作成日時:2015年10月11日 22時