検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:26,040 hit

104 ページ14

.



Aside


梅雨特有のジメジメ感で、

なんだか気分までジメジメする。


安「Aちゃーん、お昼食べよー!」


私が特進に行ってからも変わらず仲良くしてくれる。


本当は他の人ともお昼食べたいんじゃないのかな…

とかも思ったりするけどね。


笹「忠義ー!おはよう♡」


夏休みまで我慢。


あと2週間もないし。


丸「Aちゃん、次の授業さ」


丸山くんは前よりも話してくれるようになった。


大倉くんとも話してるみたいだけど、

あんまり話は聞かない。


多分気を使われてる。


錦「A、今度の土日さ」


亮は永遠とサーフィンやらなんやら、

アウトドアイベントを提案してくる。


決まって外は土砂降り。


そんな日々を過ごして、

あっという間に夏休みが来ていた。


ピコンッ


安〈海行こ!〉


ピコンッ


錦〈海行こ〉


ピコンッ


丸〈どっかお出かけしいひん?〉

丸〈夏っぽいの!〉

丸〈ん〜、海とかかな??〉


この人たち、海のことしか頭にないのかな。


『3人で来ればよかったのに』

安「そんなこと言わんとってや〜笑」

丸「花がないやろ〜´`*」


私は今、Tシャツ3枚に包まれて

パラソルの下で体育座り。


1枚目〜〜〜〜〜


『あれ、丸山くんだけ?』

丸「…!!!!…2人なぁ、今なんか飲み物買いに行ってんねん〜)スッ」


しれっと渡された。


2枚目〜〜〜〜〜


『あれ?今度章ちゃんだけだ。』

安「なんか焼きそば買いに行くねんて〜っわ!!!」

『え?!』

安「もう!これ着て!!」


なんかまた渡された。


若干怒られた?


3枚目〜〜〜〜〜


『あ、亮来た〜』

錦「焼きそば食う?」

『食べる〜っべ!!!!』

錦「先にこれ着ろや」


顔面に投げられた。


〜〜〜〜〜


私シャツ3枚もいらないけどな。



.

105→←103



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
178人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆりかご | 作成日時:2021年5月23日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。