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『としはー。早くしてー。』

と「あと10分待ってー。」


海の日の朝、

としはの準備が終わるのを待つ。


渋「おぉ」

『すぅくん』

渋「水着…あれ着るんか?」

『そうやで?なんのために買ったのよ笑』

渋「……そう」


目をそらされ、

スタスタと自分の部屋へ行ってしまった。


『としはー。』

と「んー?」

『すぅくんが変』

と「元々でしょ」


忘れ物!ってまたどこかへ行ってしまった。


忙しいなぁ。


私も忘れ物してないか確認しよっ。


渋「おい」

『ん?』

渋「これ、着ろよ」

『え?これすぅくんのお気に入りのTシャツ…』


少しだけシワのついたTシャツを手渡される。


渋「海は怖いオオカミがいっぱいおんねやから。」

『…はい』


本当の意味は分からないけど、

すぅくんの服が着れることに舞い上がって受け取った。


と「ごめんごめん!おまたせー」

『行こ!』


最寄り駅まですぅくんが車を出してくれて、

電車に乗って集合の駅へ向かう。


と「みんなー!」

大「お、きたきた」

『おはよう』

大「おはよう^^*」


大倉くんの私服かっこいいな。


大「狭山さんの私服可愛いね^^*」

『えっ、ありがとう…』


そんなこと言われるの初めてで、

少し照れくさい。


こんなことさらっと言えるから大倉くんは持てるんやろうな〜。


海水浴場に着けば、みんな別れて着替えをしに行く。


と「A、ゆりちゃん、行こっか」

ゆ「はい!」


もう1人の女の子、ゆりちゃんと、

3人で更衣室に入る。


ゆ「Aちゃんおつぱい大っきい!!」

『ゆりちゃん声大きい!!笑』

と「誰に育ててもらったんや!!!」


2人とも顔の割に発言が凄まじいな。


2人の胸も十分大きいと思うけど^^*



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作者名:ゆりかご | 作成日時:2021年2月15日 3時

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