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『やっぱ夜はちょっと冷えるねー』
柚「ねー。次はもうちょっと厚着しようかな」
夜、都内の駅前でライブの準備をする。
女「あっ、来た…)ボソッ」
あの女の人達、ライブ来てくれたのかな。
『ニコッ』
女「めっちゃ可愛い!)ボソッ」
柚葉も手伝ってくれて、
割とすんなりライブが始められた。
『SNSを見て来てくれて人、たまたま通りかかった人、たくさんの人が聴いてくれると嬉しいです。』
パチパチパチパチ…
手が震える。
『1曲目、聞いてください…』
初めて作った曲。
『会いたいよ…
また今日バイバイしなきゃいけないの?
忙しいアンタが大好きだけど…』
関ジャニ∞に、
しょうちゃんに向けて作った曲。
『帰ってくるから待ってろよ
我慢できるか?って耳もとで
優しく聞くから
あぁ涙ぽろり』
もっともっと関ジャニ∞が有名になって欲しい気もするし、
まだまだ数少ないファンで独占したい気もする。
そんな気持ち。
『ありがとうございます』
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もう結構歌ったし、
次の曲で終わろうかな。
『…最後の曲に、なります。』
ギターの音が体に響く。
『たとえ血の繋がりなかろうが
出会えた必然に感謝してる』
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『ありがとうございました!また近いうちにライブするので、また来てくれたら幸いです』
そのあと何人か声をかけてくれて、
写真を撮ったりしながら帰る準備をした。
柚「よかった」
『ありがとう』
柚「結構人も来てくれたしね!」
『ね!嬉しかった』
そんなことを話してるうちに最寄り駅に着いた。
『ただいまー』
母「おかえりー。早くお風呂入って寝ちゃいなー」
そう言われ、暖かいお風呂に浸かってから布団に入った。
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作者名:ゆりかご | 作成日時:2021年1月2日 2時