検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:32,565 hit

13 ページ13

.



先「しおり係は今日の放課後から作業するようになー」


先生のこの言葉と


真「飯島ちゃんと吉良2人で出した!海月ー!帰ろー!」


真緒くんのこの一言で始まった。


吉「本持ってきたよ」

『ありがとう』


2人並んで図書室で作業をする。


吉「にしても、真緒ほんとに二階堂さんのこと好きだよねー」

『あ、やっぱりそうなの?』

吉「うん。普通に女の子として好きみたいよ?」


みんな恋愛してるんだなー。


『あの…』

吉「ん?あぁ、吉良でいいよ。」

『吉良くんは彼女とかいないの?』

吉「いないなー笑。好きな子はいるよー」

『えー!意外!モテそうなのにー』


彼女いない時間の方が短そうなのに(失礼)


『吉良くんに想ってもらえる女の子は幸せだね』

吉「そうかな?笑」


そりゃこんなイケメンに想われたらキュンキュンだよ。


吉「Aちゃん、歌上手だよね」

『へ?!』


うそ、知られてるの?


吉「あーっと、真緒に教えてもらって、そのあとたまたまライブしてるの見かけた」

『真緒くんまで…?』

吉「真緒は多分二階堂さんからだよ笑」


えー、嬉しいような恥ずかしいような。


吉「まぁでも真緒は、教えてもらったと言うより無理やり見たとかの方が近いかな…笑」

『ですよね…笑』


でもやっぱり嬉しい方が勝つな。


『ありがとうございます…』

吉「いやいや笑。ほんとにすごいよ」

『もし!次ライブ来てくれたり、見かけたりしたら声掛けてほしいな…なんて…笑』

吉「…うん。絶対かける。」


窓風に乗ってプールの匂いがして、

その風に吹かれて吉良くんの前髪が揺れた。


吉「やろっか」

『うん』



.

14→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
87人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆりかご | 作成日時:2021年1月2日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。