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『おはようございます』
横「おはょ………」
横山さんの目が点になってる。
横「お前…」
『…はい』
横「……ブスやなーーー！！！笑笑笑笑」
お腹抱えて笑う横山さん。
『うるさいです！』
横「なんでそんな目パンパンやねん！！笑」
昨日泣きすぎて、寝ても治らなかった。
陽「Aさん！」
由「Aちゃん！」
『2人とも…』
陽「大丈夫ですか？！」
由「大倉ね？！大倉なのね？！」
いや大倉ですけども。
『……てことです…』
「「なんだ〜…」」
陽「てっきり…」
由「フラれたのかと…」
2人して肩をなでおろした。
由「まぁ、これで一安心だね」
陽「そうですね！やっと！」
『色々とご迷惑おかけしました…』
由「いいのいいの。」
陽「羨ましいです！美男美女カップル…♡」
2人は心から喜んでくれてるみたいで、
なんだか安心した。
由「Aちゃん！」
陽「無事に3人とも定時上がりなので」
由「お祝いで飲みに行こう ♪ 」
キャピキャピしてる。
可愛いなー。
大「A」
『大倉くん』
大「もう帰れる？」
由「あら」
陽「邪魔しちゃ悪いですね♡」
由「ほんとね♡」
陽「我々だけで行きましょうか♡」
そう言って帰ってしまった2人。
大「ん？なんか約束しとったん？」
『あぁ、その、付き合った報告したら2人とも喜んでくれて…お祝いで飲みに行こうって』
大「なるほどな笑。俺帰った方が良かった？」
『平気！先に約束してたし』
荷物をまとめながら大倉くんと話す。
横「あれ、もうあいつ帰った？」
『え？あぁ、陽菜ちゃん。帰りましたよ』
横「俺残業やから鍵渡そうと思ったのに…なんやねん…」
大「横山くんも五十嵐さんにメロメロやな」
横「うるさいわ！はよ帰れあほカップル！」
わーこわーい！と大倉くんと茶番をしながらオフィスを出る。
大「今日なに食べたい？」
『んー。カレー。』
大「あー。ええなぁ。カレーにしよか」
途方もない旅の果て私たちは出会った。
本当に結ばれるかはわからないけど、
許す限りの時を一緒にいたいと思う。
ずっとずっと
愛してる。
『ここから玄関までおんぶして！』
大「またー？笑」
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作者名：ゆりかご | 作成日時：2021年1月1日 5時
