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安田side
プロポーズ大作戦。
『…(泣)』
「わー、泣かんといて笑」
そっとAを抱きしめにいくと、
すぐに飛んでくるヤジ。
渋「やすもうそれはキスしかないんちゃう？」
錦「キスキス！！」
「もう！茶化さんといて！笑」
すると腰にAの腕が回ってきた。
「A？」
『…ありがとう…(泣)』
「いいえ…」
そっとAの頭を撫でる。
「…A」
『はい…(泣)』
一旦体を離して顔を見る。
「これ…」
『〜〜〜……(泣)』
ポケットから小さい箱を出す。
「結婚してください」
『……はいっ……(泣)』
「「「おめでとーー」」」
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
Aの左手の薬指に指輪を填めて、
またすぐ抱きしめる。
『…ありがとう…(泣)』
「いいえ…」
『……大好き(泣)』
「……愛してる」
周りの存在なんて忘れてしまうほどの幸福感。
「…さ、そろそろ泣きやめるか？笑」
『無理…(泣)』
「ははっ笑」
自然と体が離れて、笑い合う。
「あ、みんなごめんな！ほんまにありがとう」
村「泣かすなよー」
丸「お幸せに♡」
渋「何人でも産んでくれ」
横「ほんまおめでとう」
錦「幸せにな…ｸﾞｽｯ…」
大「おめでとう」
そのあと、リビングでみんなでご飯を食べた。
「あ、最初のドアのメモは？」
『ん？これ？』
「そう。これも縦読みすると結婚してくださいになるねんで？」
『あ、ほんとだ。気付かなかった』
横「ほらな！せやから俺は反対やってん！」
錦「けどこれ最初に出したの横山くんやで」
渋「ふっ…笑」
お兄ちゃんかわいそうや笑
「A？」
『ちょっとベランダ行ってきていい？』
Aの示す方向を見ると、
1人でタバコを吸ってるやつがおった。
「おん。行ってきいや」
『ありがとう』
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作者名：ゆりかご | 作成日時：2021年1月21日 21時
