罪人＿ﾂﾐﾋﾞﾄ＿

第47話ー玲於sideー ページ48

ガヤガヤ…





‘どういうことだ…⁉'




会場全体がいっそう騒がしくなる


じゃあ…ICE DOLLは…


亮「Hello？」

立ち上がると急に大きくなった




間違いない





玲「Reformer…」




亮






貴「どうも、初めまして私はICE DOLLこと元GENERATIONS＆EXILEパフォーマー







帝Aです…で、此方が弟のReformerです」


それから、Aは俺らの事についてと、自分のすべてについて話した



勿論、俺らのやったこともばれてしまう事で


貴「さて、最後になりましたが…華「待って!」




華「どうしてｯ⁉貴女はあの日飛び降りて









意識不明の重体じゃないの！?」



そうだよ…お前は確か…




華「⁉」



片「いつの間に⁉」




さっきまで壇上に居たのに





どうして…



どうして華皇の前に居るんだ…⁉






貴「まだスピーチの途中ですよ、ご静粛に…」






華「な…なｯ…」





昔のような無邪気な要素がどこにもない




一体どうしてしまったんだ




ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･



貴「Shh〜…」






ﾋﾟﾀｯ…




ふと気づくとまた壇上に戻っているA





貴「このままではなんなので、ちゃんとした服装に」




そして、黒い大きな幕を一瞬なびかせ二人を包み




息を吐く0・何秒くらいで






Aは漆黒のドレスに



亮は先度のスーツに着替え終わっていた


何が起こっているんだ…⁉



さっきから驚くことばかりで頭が追い付かない




貴「さて、お話の続きです…






私は今から三年前GENERATIONSというグループで働いていましたしかし、そこで、私を待ち受けていたのはとてつもなく過酷な試練でした。当時心が弱かった私はあっさり負けてしまい当時高校生だった弟に酷く重い傷を残してしまいましたいま、こうやって意識は戻って考えさせらました




私はまだ、生きていたいと




弟を守り、皆様に私なりの音楽をファンや皆様に提供する…それが今私が考える






私の、新しい生き方です」





その眼は真っすぐだった






自然と涙があふれてくる






と同時にものすごく罪悪感がする





ああ、ここまで音楽を愛して人一倍努力家だった弱音一つ吐かなかった彼女




そんな性格ずっと知っていたのに



4年もずっと一緒だったのに



つらいときも



苦しいときも



楽しいときも



嬉しいときもずっと一緒だったのに…




ごめんな…

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