238 「うきゅう……身体が動きません」 ページ34
*
鎖をキルアの手に巻きつけ、癒す。……うん。やっぱりオリジナルから劣化してる。
「痛みが引いた！」
「完璧には無理だな。でもこれでもう一回くらい撃っても、後遺症は残らない程度で済むでしょ」
「……おう。サンキュー」
バタン！
「うーん、やっぱり何日かに一回レベルか……改良が必要だけどまずはオーラ量を増やすことと燃費を良くする制約をかけなきゃいけないなあとは」
「おい大丈夫か！？」
「ああこれ疲労半端なくて。開発途中で使っちゃったしね」
あー、これ言ったらまた師匠に怒られるなぁ。オレの見てないところで大実験始めるなよ、って。怖いなー。
「ゴン、キルア、ヒソカ。がんばれ」
「うん！ありがとう！」
「はーい♥」
私はもう動けませんので、ツェヅゲラさんのお仲間さんに抱っこしてもらって退場。
「まずは球を止めなきゃいけないわけだ……」
ボールは今、レイザーが持っている。それを止められた奴はいない。
「レイザーの念獣が、消えていく！？」
オーラが全てレイザーに戻った。つまりは、次が本当の全力。
「フッ、まさかコレを使うことになるとはな」
レイザー楽しそうだなー。
「まさかありゃ、バレーのスパイク！？」
もうすでにドッジボールに見えないよ私には……ドッジボールしたの初めてだけど。
「……待っ」
「あれは……合体！！？」
ゴンが止め、ヒソカが覆い、キルアが支える！！
「すっ…………！！」
「うおおおおおぉ！！！止めたァーーー！！」
まっじか！！！？止めたよあいつら！！
「疲労のせいで騒げないのが辛いけども！！すごいよ3人ともー！！ヒソカが久しぶりにかっこいいぞ！」
「どういう意味だい？」
だってG.I.来てからただの変態だったもん！！
「にしてもキルアがすごいな、あれは」
経験なんて全然積んでないし、技術だって練習は足りない。それなのに完璧にクッションと踏ん張りの役割を果たしたんだもん。
これこそ才能だ、流石ゾルディック家の子供。
さぁ次は反撃。これできめなきゃ。
(もっと威力を)
(もっと！！！)
ゴンはきっと、土壇場で成長する。物凄い勢いで、壁を乗り越える。
スロースターターではあるけれど、それすら障壁にしない才能。
「というよりは、才能を無駄なく育てていくところか」
私が賞賛したいのは、そこ。
「キルア、全力でいくよ」
「ったりめーだ。エンリョしたらぶっとばすぞ」
「最初は、グー！ジャン！！ケン！！！グーーー！！！！」
あっ、やべ、オーラにあてられて意識飛ぶ……。
*
239 「……ふぁ！！？」ヒソカ「おはよー★」「な、なに！？」→←237 「ボロボロになってる人間見るの好き……」キルア「サイコパスかよ」「殺人生業にしてんだから、楽しんでもいいじゃんか」キルア「うわ……」「待ってなんで離れてくの！？」
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勿忘草 - 216話の少女(57歳)に吹きましたwロリババa((殴 (2020年6月5日 21時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - ２１２話最高ですね夢主...強い(確信) (2020年6月5日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - 白瀬さん» 早口言葉ですね！！さぁご一緒に！！「ボポボボポボボポばがぶっ」(舌を噛む) (2019年8月29日 17時) (レス) id: d9b557ad09 (このIDを非表示/違反報告)
白瀬 - ボポボって言いづらいよね‥（遠い目 (2019年8月19日 21時) (レス) id: 07b463bee0 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - 林 香織さん» 香織さん、ありがとうございます！クロロイケメンになってますか！？良かったです！！更新ペースが遅くて申し訳ないです…楽しんでもらえるようにこれからも頑張ります！ (2019年7月12日 23時) (レス) id: d9b557ad09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2019年4月7日 0時
