216 「さぁー！やってきましたついに！！ついに！私、g……」「G.I.だね★」「何で遮るんだよばかぁ！！」 ページ11
*
「グリードアイランドへようこそ」
目を開けると、バーチャルエリアのような場所に立っていた。
「始めに、あなたの名前を設定してください」
「名前？」
「はい。ゲーム内で使用される名前です」
……つまり、何でもいいということか。……あ、それなら、
「『クロロ＝ルシルフル』……でもOK？」
この名前なら旅団にもわかりやすいよね。
「……申し訳ございません。その名前は既に存在しています」
「あれ」
……。
「なら、スカーレット。いい？」
「スカーレット様ですね。ゲームの説明はお聞きになりますか？」
「うん」
クロロの名前使ったのって、
「やっぱりお前かい」
説明を聞き終えて外に出ると、ヒソカがトランプタワーを作って遊んでいた。
「同じこと考えてたなんてね♥」
恐らくG.I.内にはゴンとキルアもいるはず。私がコードネームを使ったのはそのためだ。
クロロと登録したら、2人が見つけた時に面倒かもしれないけれど、まぁいいだろう。
「さーてと、始めにどうする？めっちゃ視線感じるけど」
これは、ハンター試験と同じような初心者狩りと見ていいかな？
「2方向から感じるし、どちらかに進もうか♦」
「ん。チャンスあったらプレイヤー襲って情報聞き出そう」
適当に方向を決めて、歩き始める。隣を歩くヒソカは意外とご機嫌だ。
私？
もう既に師匠が恋しい。ぐすん。
【no side】
マサドラから70キロメートルほど離れた岩石地帯。その場所で修行を続ける2人の少年と、その師匠である少女(57歳)がいた。
「最初は」
少年のうちの1人ーーゴンがかけ声と共にオーラを右拳に集める。
「グーーー……！」
そして、
「ジャン！ケン！！グーーー！！！」
ズガ！！！！
目の前の巨大な岩石を破壊した。拳１つで、さらに未だ未熟な発であり、ものすごい威力。
銀髪の少年キルアも、ビスケも感嘆する。
「成る程」
「次ね！」
と言いつつ放とうとしたのは『パーーー』だが。
「パーーー！！！」
……
「ビスケー、どうやったら念を飛ばせるの？」
「修行！」
ゴンは自分の必殺技について大きなヒントを得て、イメージまで完成させることができた。自分なりのポリシーもできていて、キルアには心配されたもののかなり気に入ったようだ。
そして、実は一足先に行っていたキルアも。
「充電すれば結構電力上がるぜ」
オーラを電気に変える、という離れ業をやってのけた。
通常ではあり得ない芸当に、ビスケは1人、ゴンとキルアを優しい瞳で見ていた。
(ホントにいいコンビなのね……)
*
217 「え、ゴン強くなってない？キルアもだけどさ。……ちょっと会いたい」→←215 「……」
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勿忘草 - 216話の少女(57歳)に吹きましたwロリババa((殴 (2020年6月5日 21時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - ２１２話最高ですね夢主...強い(確信) (2020年6月5日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - 白瀬さん» 早口言葉ですね！！さぁご一緒に！！「ボポボボポボボポばがぶっ」(舌を噛む) (2019年8月29日 17時) (レス) id: d9b557ad09 (このIDを非表示/違反報告)
白瀬 - ボポボって言いづらいよね‥（遠い目 (2019年8月19日 21時) (レス) id: 07b463bee0 (このIDを非表示/違反報告)
藤原 黎明 - 林 香織さん» 香織さん、ありがとうございます！クロロイケメンになってますか！？良かったです！！更新ペースが遅くて申し訳ないです…楽しんでもらえるようにこれからも頑張ります！ (2019年7月12日 23時) (レス) id: d9b557ad09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2019年4月7日 0時
