拾ったのは動物のはずだった…

8話 ページ9

？「あのー、すみませんｯ」









突然かけられた言葉に、驚きながら顔を上に向ける。下を向いていたからつい、自分に声をかけているものだと思って


貴方「な、なんですか？」


なんて口を出してしまった









女1「あ、違くて、そっちの男の人達です〜」


女2「ちょ、女が女に話しかけるわけないじゃん(笑)」


貴方「あ……すみません」









最悪だ。

なんか今どきの若い女の子2人組で、めちゃくちゃお洒落…。

私なんかと全然違う。

でもさ、、笑うことなくない？









女2「ねぇ、お兄さん達私たちと遊ぼうよｯ」


女1「この人より全然楽しいと思うよ〜？」









あー、なんも言い返せない。

そんな自分が嫌……。

今までずっと小説ばっかだし……そりゃ、お洒落とか興味あったけど……。

そんな時間なかった。

ただお金が貯まるだけで、使う時間ないし…。

美容とか……知らな「すみません！」……え？


はじめに声を出したのは炭治郎くんだった









炭治郎「匂いが少し強いので、俺はちょっと無理です！！」









いや正直過ぎない！？

もっとオブラートにさ？ね！？

ほらもう女子2人とも顔引き攣ってるしぃ！？









伊之助「確かになんかくせぇな」


善逸「Aちゃんのこと悪く言った時点で俺は女の子として見れないな」


宇髄「やることが地味だな！！地味で最悪だ！！」


冨岡「(宇髄、此処は人が多い、もう少し声を抑えないと、)うるさいし、迷惑だ。それと、化粧の濃い女には興味無い。」









炭治郎「それに！Aさんは俺たちの命の恩人なので！悪く言わないでください！！」









ああ、、なんか……込み上げてきそう

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