拾ったのは動物のはずだった…

10話 ページ12

貴方「ちょっと！暑苦しいよ！」


宇髄「うるせぇｯ！」


炭治郎「宇髄さん！Aを離してください！！」









あの事件(?)から数ヶ月。

私たちは相当距離が縮まった。

今ではこうやって、宇髄は後ろから抱きついてくるし、

あ、呼び方も変わったんだよ？

みんな呼び捨てになった。

宇髄と冨岡は未だに苗字だけど、いつかは名前で呼ぼうと思う。

なんか2人は大人って感じがしちゃって中々呼びずらい。









貴方「炭治郎ありがとうｯ、助けてｯ」


炭治郎「はい！もちろん宇髄さんからAを解放しますね！」


宇髄「それよかよぉ。なんでチビ共には名前で、俺と冨岡には苗字なんだよ。地味だ。地味地味。」









後ろから抱きつかれているため、少し不貞腐れている顔が真横にある。

ちょっと可愛く思えて、クスッと笑ってしまったことは許してほしい。

まあ、確かに、宇髄なら呼べるかもしれない。

冨岡は無口であまり多くは話せていないけど、宇髄は結構話してるし









貴方「じゃあ、朝食作りたいから一旦離れてくれる？…天元」


宇髄「…！」









呼んであげると顔をほんのり赤くさせながら離れてくれた。

そんなに慣れてないのかな？(違います)

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