File.5 迫られて Ver.しぃ ページ7
美桜さん、リクエストありがとうございます!
【設定】
鬼殺隊、柱。
無一郎と同期、交際中。
──────────────────────────
「ふんふんふーん」
「なんだ、ご機嫌じゃねぇか。」
宇髄さんとの合同任務帰り、私は凄く浮かれている。
なぜって?そりゃあ…
「今日は無一郎が屋敷へ遊びに来てくれるんです!」
恋人である無一郎に会えるからに決まっている。
お互い任務から抜け出せず暫く会えてなかったが、お互いやっと任務が落ち着いたから屋敷で会う約束をした。
「はっ、そりゃ良かったなぁ?」
もう少しで屋敷に着く、という所で宇髄さんが立ち止まる。
どうしたんだろうと思って宇髄さんの方を向いたら、目の前に影が覆いかぶさった。
背中に衝撃…ん?
「う、宇髄さん?」
「時透なんかやめて、俺の嫁に来いよ。」
は、はい?
知らない民家の外壁に片手を押し付けられて、目線のすぐ上に宇髄さんの顔。
「何、言ってるんですか…?」
「4人目の嫁、お前がいいって思ってんだよ。」
宇髄さんの男の力には敵わないまま、時が止まってるように見つめられる。
「ねぇ、何してんの?」
「…っ無一郎!」
私が無一郎の名前を呼んだのを合図に、宇髄さんが私から離れる。
「バレちまったな、悪いよ、冗談だ。」
「冗談にも程があるんじゃない?」
「…………まぁ、嫁にしたいのはほんとだけどな?じゃあなA、悪かったなぁ。」
宇髄さんが立ち去り、体の力が抜けてヘナヘナっとその場に座り込む。
無一郎も隣にしゃがんで私の頬を撫でた。
「…大丈夫?何もされてないよね?」
「うん、ごめん……っ。」
「Aは悪くないよ、悪いのはあの人だから……A、好きだよ…?」
少し怒っているような、それでいて辛そうな目に囚われて視線が外せない。
「私が好きなのは、無一郎だけだよ。」
「…もう宇髄さんと2人になっちゃ駄目だから。」
まだ外だということを忘れて、唇を重ねた。
「大好きだよ、A。」
651人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さね - 実弥と無一郎と伊黒さんに取りあいされてみたいです!よろしくお願いします。 (2020年12月9日 20時) (レス) id: ab72577554 (このIDを非表示/違反報告)
しの子(プロフ) - ハイドさん» リクエストありがとうございます!書かせていただきます! (2020年3月17日 16時) (レス) id: af5276c9b3 (このIDを非表示/違反報告)
ハイド - リクエストに応えて頂き、ありがとうございます!リクエスト良いですか?霧柱の姉と幻柱の夢主(皆ではあたし、姉の前では俺)が一瞬で鬼を仕留めた後ハイタッチしたらをかまぼこ隊と無一郎が見てたらをお願いします! (2020年3月16日 23時) (レス) id: c16d7a3dc3 (このIDを非表示/違反報告)
しの子(プロフ) - ハイドさん» リクエストありがとうございます!書かせていただきます! (2020年3月16日 10時) (レス) id: af5276c9b3 (このIDを非表示/違反報告)
ハイド - リクエストに応えて頂き、ありがとうございます!リクエスト良いですか?元治癒柱の母を持つ現幻柱の夢主が薬と毒に詳しかったらをお願いします! (2020年3月16日 9時) (レス) id: c16d7a3dc3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しの子.しぃ.Blue x他2人 | 作成日時:2020年1月17日 21時