Step37 ページ42
トコトコ歩み寄って、二人に話しかけた。
『あの、二人とも。さっきの話しのチームのことなんだけど…』
「やっぱ迷うよな、そこ……」
「俺、センパイと一緒がいい」
そう言うとさとみがギュッと抱きついてきた。
ぐ……地味に苦しい……
っていうか!!
『待ってよ!私は先輩と一緒がいい!』
「えっ、僕?別にいいけど…」
「ならちょうどこれで決まりやな。はい、1組完成し…」
「あ、あのっ」
『え?』
後ろから声が聞こえて、驚いて振り向くと、西沢さんが胸元で手を握りながら立っていた。
『西沢さん…?』
「あの……私、ころんとチームを組みたいんだけど…」
「えっマジ?ころんと?」
(うわぁーーそうきたかーーーー!!)
当の先輩は、微妙な表情を浮かべている。
「僕と組みたいの?胡桃」
「うんっ」
「えー、何で?」
「……だって、こういうのは好きな人とやりたいし、勝って一緒にディズニーランド行きたいし」
……す!?す!?そうなの!?
や、まあそんな気はしてたけども……
「…だってさころん。どうする?いいよ?ここで働いてる人数は偶数だから、どこかが2人組になる。だから俺達がその2人組になってもいいし」
『えっ、それは戦力差が…』
「勝ったら二人っきりでディズニー行こうね?センパイ」
『ふえ……』
正直、二人で本当に勝てるのか不安。だから、できれば先輩も一緒がいいし、なんか西沢さんと一緒っていうのは……なんかなぁ……
「さっ、どーすんの?ころん」
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七海 - 七海って呼んで☆私、敬語苦wwじゃあ、私もあんりで!ありがと〜! (2020年4月20日 22時) (レス) id: cc0b3d41a2 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - ろのさん» 夢主ちゃん可愛く出来てますか!?よかったぁ……確かに現実でこんな子、なかなかいませんもんね!(笑) (2020年4月20日 20時) (レス) id: 7624e9c568 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - 七海さん» 七海!でいいんですか!?タメも!?やったぁー!そうします!私のこともあんりって呼んでくれると嬉しい!ありがとう! (2020年4月20日 20時) (レス) id: 7624e9c568 (このIDを非表示/違反報告)
ろの - あんりさん» 主人公ちゃんかわいいですよ!現実にこんなかわいい子いたら付き合いたい(←by女) (2020年4月20日 11時) (レス) id: 5062ea37bc (このIDを非表示/違反報告)
七海 - あと、私の事、七海って呼んでくれていいですよ!あと、タメでいいです!その方が話しやすいだろうしww (2020年4月20日 0時) (レス) id: cc0b3d41a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんり | 作成日時:2020年3月6日 15時