４６ 久しぶりの ページ9
*
【サクヤside】
？「……きて……到着したよ……」
「んん……」
眠……あれ、私、何してたんだっけ。まぁいいか、眠い……。
？「ふーーー……」
しかし、耳に異感。
「ひゃっ！？」
？「やっと起きた」
呆れた顔で私をのぞきこむのは−−イルミ？
「あれ？私、寝ちゃってましたか……」
何だか、前後の記憶が判然としませんね。
イルミ「ねぇ、まさか何したか忘れたなんて言わないよね？」
「何をしたか……？」
何をって、イルミとヒソカさんの間に挟まれてて、いきなりイルミに抱っこされて、飛行船に乗って……あれ？
「すぐ寝ちゃったのかな、と思います」
そう言うと、イルミが大きなため息をついた。
わ、私何かしたっけ……？
イルミ「まぁいいや。着いたから降りるよ」
イルミが私の手をとり、立ち上がらせる。……でも何故手を繋ぎ続けるのでしょうね？
恋愛感情は無いとはいえ、恥ずかしいものですよ？
「失礼します……」
恐る恐る、ゾルディック家にお邪魔します。何故恐る恐るなのか？
？「まぁサクヤちゃん！やっと来てくれたのね！？」
……わぉ、いきなり来ましたね。
「お、お邪魔します……キキョウさん」
キキョウ「キキョウさんなんてやめなさい！お母様って言っていいのよ？」
ある意味、ゾルディック家最強だと思います。
？「サクヤ姉様！」
「あ、カルト君だ」
艶のある黒髪を切り揃え、きちっと着物を着ている男の子。
カルト君は私に抱き着いてきた。
「久しぶりだね。元気だった？」
カルト「はい！姉様もお元気そうで何よりです」
「げ、元気というか……」
早く旅団の所に戻りたいのですが。というかイルミ、殺気を収めてください！
キキョウ「そろそろ夕食の時間だから、イルミもサクヤちゃんも来てね。さ、カルトちゃん」
カルト「はい。では」
ばいばーい、と手を振りながらいなくなる。それにしても、ゾルディック家の子供たちはみんな可愛いですね。カルト君もキルアも……ミルキも、可愛い。癒される。
イルミ「(カルトずるい)……行くよ、サクヤ」
ただ１人……イルミの殺気が怖いけど。
*
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藤原黎明 - ごめんなさい！コメント気が付いてませんでした……！探しにくくてすみません！でも、読んでいただけて嬉しいです！ (2018年8月31日 17時) (
レス) id: 50a7dd275d (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - すみません。もう少し調べてみたら見れました！本当にすみません(T-T) (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - あの、作品の一番始めといいますか第一話？が見れません。どうしたら見れますか？ (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
フェイたん - とても面白いです！夢主ちゃん可愛すぎ！これからもお体に気を付けて頑張って下さい！ (2018年1月12日 17時) (レス) id: 3affdfaf3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2017年12月20日 0時
