４３ 混乱 ページ6
*
「そろそろ解放していただけませんか、イルミ」
イルミ「嫌だ」
こんにちは、皆さん。私は今ゾルディック家専用飛行船の中にいます。何故か？
「誘拐ですよ、これ」
ヒソカさんと謎の戦いをしている最中、イルミの携帯が鳴り、何か話したと思ったら私を担ぎ上げて全速力で走り、飛行船へ。
「早く帰らなきゃいけないんですよ、私」
イルミ「何で？何処に？」
「旅団の拠点にです！試験終わったらすぐ戻れって言われてるんですよ！」
逃げたいけれど、イルミの膝の間に座らされ、後ろから腕を回され……と完全拘束。無理ですね、はい。
イルミ「それ、誰に言われたの？」
「……クロロさんですが何か問題でも」
ふぅん、とイルミは呟き、腕の力を強める。
イルミ「もっと帰す気無くなった」
「何故ですか！？」
クロロさんだからですか？クロロさんだから嫌なんですか？
意味が理解できません……。
「……そういえば、結婚とか言ってましたけど」
イルミ「しようと思って連れてきたんだけど」
「冷静に判断してください。恋愛感情無いのに結婚するんですか？」
イルミ「恋愛感情が無くても結婚はできるよ」
「む」
……そうきましたか。
言い返す言葉を考えていると、
イルミ「それにさ−−」
「？」
ぐい、と身体の向きを変えられ、お互いに向かい合う。
か、顔近い！！
イルミ「こういうことだってできるよ」
「え−−」
開きかけた唇を、柔らかいものによって塞がれた。
「っん……ぅ……！？」
柔らかいものが、彼の唇だと気付くのには時間はかからなかった。
予想していなかった動きに私は固まってしまい、されるがままだった。
ようやく唇が離れる。
イルミ「顔真っ赤」
イルミが何事も無かったかのようにそう言い、私の頬を撫でる。
「な、な……っ！！？？//」
な、なんで、なんでいきなり……く、くちづ……！？
ボンッ！
イルミ(爆発した……可愛い)
*
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藤原黎明 - ごめんなさい！コメント気が付いてませんでした……！探しにくくてすみません！でも、読んでいただけて嬉しいです！ (2018年8月31日 17時) (
レス) id: 50a7dd275d (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - すみません。もう少し調べてみたら見れました！本当にすみません(T-T) (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - あの、作品の一番始めといいますか第一話？が見れません。どうしたら見れますか？ (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
フェイたん - とても面白いです！夢主ちゃん可愛すぎ！これからもお体に気を付けて頑張って下さい！ (2018年1月12日 17時) (レス) id: 3affdfaf3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2017年12月20日 0時
