５８ 恐怖、でも落ち着く ページ25
*
こんにちは皆さん。
私は今街を歩いています。言わずもがな、クロロさんに手を引かれ……。
「ク、ロロさん」
しばらく歩いた後で、そうっと声をかける。すると立ち止まり、
クロロ「ふぅ」
と、ため息。くるりっと私の方を向くと、
ぎゅうっ
……と、えっと……！？
「クロロさん……！？」
思い切り抱き締められる。
恥ずかしいし、何か、怖いし……でも、何だか……
クロロ「やっと帰ってきた」
服から伝わる体温、鼓動が、懐かしい感じで、落ち着くような気がする。
「すみません。遅くなって」
クロロ「ああ」
髪を撫でる手が心地好い。久しぶりの感覚。
クロロさんの手好きだな……なんて、何を考えてるんだ、私。
クロロ「帰るぞ、早く」
「はい！」
こういう温かさを感じるなんて、あまり、なかったから。
クロロ「それはそうと、お仕置きの件は覚えているだろうな？」
「……知りません。サクヤは知りません」
クロロ「アジトに帰ったらやるからな」
それを嬉しいと思うか、嫌と思うかはお前次第だがな、とクロロは呟く。……嬉しいと思いたいなぁ。
また手を繋がれ(何故？)空港へと歩き出す。
やっと旅団の皆に会える、と思うと、知らず知らずのうちに足取りは軽くなった。
【おまけ】
〜サクヤがいなくなった後の四人〜
キルア「……何か、ヤバそうな家族だったな。(オレが言えねーけど)」
ゴン「そう？」
クラピカ「束縛は強そうだな」
レオリオ「オレはあいつを彼氏と見た」
キルア「色ボケんなよ、おっさん」
レオリオ「誰がおっさんだ！！」
ゴン「サクヤとまた会えるといいね」
クラピカ「そうだな。きっと会えるさ」
キルア「ま、すぐ会えるだろ」
*
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藤原黎明 - ごめんなさい！コメント気が付いてませんでした……！探しにくくてすみません！でも、読んでいただけて嬉しいです！ (2018年8月31日 17時) (
レス) id: 50a7dd275d (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - すみません。もう少し調べてみたら見れました！本当にすみません(T-T) (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - あの、作品の一番始めといいますか第一話？が見れません。どうしたら見れますか？ (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
フェイたん - とても面白いです！夢主ちゃん可愛すぎ！これからもお体に気を付けて頑張って下さい！ (2018年1月12日 17時) (レス) id: 3affdfaf3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2017年12月20日 0時
