【番外編】バレンタイン! ページ21
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「シャルナーク」
シャル「んー?」
「『ばれんたいん』とは何ですか?」
2月13日。『明日はばれんたいん!』という街中に溢れた文字が気になった私。
ケータイを高速で打ち続けるシャルナークに訪ねてみました。
シャル「バレンタイン?チョコ会社の陰謀が見え隠れする日」
「陰謀!?何のですか!?」
でもそれなら会社に襲撃してその陰謀を一気に表沙汰にするのも楽しそう−−なんて考えた時。
パク「夢の無い言い方をするわね、シャルナーク」
「パクノダさん!」
私の頭にぽんっと手を置いたパクノダさん。相変わらずお美しい……って今はそこじゃなくて。
「バレンタインに、夢?」
パク「まぁ、最近はどうかわからないけれど……」
パクノダさんに話を聞けば、バレンタインというのは、一般的に女性から男性にチョコレートを贈る日らしい。男性に贈るとき、告白をする女性も多い、とのこと。
「そんな恋愛的な行事が……確かに夢はありますねー」
パク「そうね。−−それで、どうするの?」
「えっ?」
告白……てこと?
そ、そんな、無いですし!!
パク「告白じゃなくても、義理チョコで良いんじゃない?感謝を込めて……とか」
「それでもいいんですか?−−でも、チョコって、盗りにいきます?」
シャル「えー、そこは手作りじゃない?」
手作り。
「……私、料理が壊滅的なのですが」
パク「ふふっ、教えるから大丈夫よ」
「本当ですか!?」
流石料理上手なパクノダさん!女子力は旅団最強!
「よろしくお願いします!」
次の日、バレンタイン当日。パクノダさんの勧めで、簡単で楽しいというチョコレートクッキーを作ることに。
ちなみに折角だからと、マチとシズクも参加。
「おぉ……壮観……!!」
美女3人が集まると、光で目がつぶれそう……!!しかも皆さん珍しくエプロンなのですよ!なんて可愛らしい!
マチ「ほらサクヤ、始めるよ」
シズク「あたしお菓子作りなんか始めてだよ」
「頑張りましょうね!」
ぐっ、と力んでたらパクノダさんに笑われた。そんなに気合い入れなくてもって。
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藤原黎明 - ごめんなさい!コメント気が付いてませんでした……!探しにくくてすみません!でも、読んでいただけて嬉しいです! (2018年8月31日 17時) (レス) id: 50a7dd275d (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - すみません。もう少し調べてみたら見れました!本当にすみません(T-T) (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - あの、作品の一番始めといいますか第一話?が見れません。どうしたら見れますか? (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
フェイたん - とても面白いです!夢主ちゃん可愛すぎ!これからもお体に気を付けて頑張って下さい! (2018年1月12日 17時) (レス) id: 3affdfaf3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藤原 黎明 | 作成日時:2017年12月20日 0時