３８ 面接 ページ1
*
第４次試験が終了し、また飛行船に乗り込む。船内に、面接をするという旨の放送が流れ、ヒソカさんが始めに呼ばれた。
それから少しして、私も。
「失礼致します」
中にいるネテロさんに礼をすると、座布団を勧められた。遠慮しては逆に失礼かと思ったので、お礼を言って正座した。
というかジャポン式の部屋が久しぶり……ちょっと落ち着く。
ネテロ「これからいくつか質問をする」
「はい。ですが、これが最終試験ではないですよね？」
ネテロ「ほっほ、参考にするだけじゃよ。安心しなされ」
「そうですか。……では」
なんとなく、緊張する。こんなの初めてだから。
ネテロ「まず、何故ハンター試験を受けたのか」
「最難関の試験と言われるハンター試験がどのようなものか気になりました。それから、自分の力試しの意味合いもあります」
ネテロ「ふむ。では、他の受験者で、注目する者はいるかの？」
「注目……とすれば、ヒソカさん、かな？すごく強そうですし……妙に謎めいているというか」
ネテロ「戦いたくない者は？」
「ギタラクルさんです」
ネテロ「ふむ……なぜじゃ？」
「正直勝てる気がしないのと、お世話になってる方なので」
ネテロ「成る程成る程、わかった。これで終了じゃ。ご苦労じゃった」
……意外と軽かった。すごく緊張してたのに、拍子抜け。
「ありがとうございました」
また礼をして立ち上がり、背中を向ける。
……うぅむ、この質問で一体何をするんでしょうね？
部屋を出て歩いていると、ぶぶぶっ、と胸の辺りで携帯が震えた。
実は結構びっくりするんだよ？これ。もっと、びっくりさせないように震えていただきたい！
なんて、考えてもしょうがないことを考えながら、液晶を見ると、
《クロロさん》
……ぅわっ！もっとびっくりした！
「クロロさん！？」
クロロ『……やっと繋がった』
はぁぁ、と大きなため息。いきなりそれですか。
「え、えと、どうして？」
また緊張が……っ！！
*
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藤原黎明 - ごめんなさい！コメント気が付いてませんでした……！探しにくくてすみません！でも、読んでいただけて嬉しいです！ (2018年8月31日 17時) (
レス) id: 50a7dd275d (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - すみません。もう少し調べてみたら見れました！本当にすみません(T-T) (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - あの、作品の一番始めといいますか第一話？が見れません。どうしたら見れますか？ (2018年8月10日 11時) (レス) id: ecaf096ebb (このIDを非表示/違反報告)
フェイたん - とても面白いです！夢主ちゃん可愛すぎ！これからもお体に気を付けて頑張って下さい！ (2018年1月12日 17時) (レス) id: 3affdfaf3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤原 黎明 | 作成日時：2017年12月20日 0時
