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休日 ページ13

綾「行ってらっしゃい〜」

本日は珍しく…
予定の入っていない、
家には誰もいない、
ひとりの休日です!

綾「お母さんもお仕事行ったし…一人でなにしよっかな〜!」

綾「うーん、まずは朝ごはん食べ」

チャイムの音が鳴った。

綾「お、お母さん忘れ物かな」

玄関の鍵を開けると…

洋「よーー。来てやったぞー!」

綾「えっ、洋さん!?」

洋「一人で留守番してるって聞いたからさ。寂しいかな〜って思って!」

ドタドタと騒がしく、家の中に入ってくる。

綾「ちょ、ちょっ、ちょっと…!」

洋「何?」

綾「何しに来たの?」

洋「え、さっきも言ったよ」

綾「私寂しくないし、これから1人でやりたいことが…」

洋「ひとりでやることなんてどうせいつでも出来ることだろー!せっかく俺が来たんだから、二人で出来ることやろうぜー?」

綾「はぁ…??」

私の静かな休日は、彼の手によって
騒がしい休日に変えられてしまったのです。

ーーーーー

洋「あ、いただきまーす」

綾「それは私の朝ごはんです!!」

洋「ごめん〜」

綾「なんでこんな朝早くから…」

洋「俺も暇なの。あーん?」

綾「あーんしない!」

洋「ちぇっ。ケチ。」

少しうるさいけれど、
こんな休日もたまにはいいかもしれないと
そう思えてきた。

綾「この後はどうするの?」

洋「えー、特に決めてない。」

綾「えぇ…」

洋「なんだよー。」

綾「ういんなーおいしい」

洋「ふぅ…ま、迷惑そうだし帰るかな」

綾「えっ。」

急に彼は予想外のことを言い出した。

洋「えっ?いや、帰ろうかなって」

綾「か、帰るの?」

洋「帰るよ?」

綾「…そう」

洋「…へへ、嘘だって!そんな寂しそうな顔すんなよなー!!」

そう言って、
ご飯を食べている私に乗っかってくる。

綾「さ、寂しそうな顔なんてしてませんー!!」

洋「んもー、見栄はらなくてもいいんだぞ〜」

綾「うるさいっ!」

ひとりで過ごす休日よりも
ふたりで過ごす休日がいい
…かもしれない。

ー休日ー

優しさ→←本屋にて


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馬由(プロフ) - みくりさん» わあぁ!ありがとうございます!!基本的に私は携帯で書いていますよー! (2018年3月5日 18時) (レス) id: afd8a4a6ba (このIDを非表示/違反報告)
みくり(プロフ) - いつもキュンキュンしてます/// 何で小説書いてますか?? (2018年3月5日 17時) (レス) id: b47557652d (このIDを非表示/違反報告)
馬由(プロフ) - わー!夏蜜柑さん!ありがとうございます!今後もどうぞよろしくお願い致します!! (2018年2月26日 13時) (レス) id: 8d9fe2f42d (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - 初めて見ました、馬由さんの作品読みやすくて好きです(*´ω`*)ヤバイやつ?が私は可愛くて好みです!今後も更新頑張ってください(*´ω`*) (2018年2月26日 1時) (レス) id: ec14c5022d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:馬由 | 作成日時:2017年2月7日 0時

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