三条と粟田口、計18振の兄ですが何か？【刀剣乱舞・男主】

肆拾弐振目 ページ46

夜中の11時半、温泉に浸かりながら
今日の夕餉の焼き鳥美味かったな…
なんて考える。

え？風呂入るの遅いって？

実は風呂は今日二度目。
一度寝たんだが、先程目が覚めてしまったので気分転換にまた風呂に来た。

広い風呂は今は貸切状態で少し寂しい…

…と思ったら誰か来たな！

鯰尾「ひゃっほーい！」

青江「こらこら。転ぶよー」

元気よく風呂場に走り込んできた鯰尾を叱るにっかり青江。

その後ろから他の脇差の面々もやってきた。

堀川「あれ、Aさん！こんばんは」

骨喰「夜遅いが…」

貴方「ちょっと目が覚めてしまってなぁ。
骨喰達は夜戦か？」

骨喰「ああ」

鯰尾「脇差総動員だったんですよー！」

浦島「いつも夜戦頑張ってる短刀達を、たまには休ませてあげたいねって話してて」

物吉「それで僕らで行ってきました！」

貴方「それはそれは。
疲れただろう、ゆっくり休め」

はーい、と返事をしてシャワーを浴びに行く脇差勢。

ふと上を見上げると空は曇天で、これは明日の天気が怪しいな…

暫くしてみんなが温泉に入ってくると、和気あいあいとした雰囲気が漂う。

それにしても…

貴方「短刀達を休ませてあげる…かぁ。

俺も本丸のみんなはもちろんだが、特に弟達には世話になっているからな。
俺に出来ることなら手伝いたいが」

鯰尾「それ、ほんとですか！？」

骨喰「頼みを聞いてくれるということか」

俺が首を縦に振ると、二人は目を輝かせた。

鯰尾「ふっふっふー！じゃあー…」

鯰尾がビシッと人差し指を立てて言ったことはこうだ。

鯰尾「明日の演練、A兄も一緒に行きましょう！
どうかな骨喰！」

骨喰「賛成だ」

物吉「メンバーは誰ですか？」

青江「確か、鯰尾くん、骨喰くん、蛍丸くん、御手杵くん、和泉守くん…だったかな。

あと一人は好きな人誘ってねって、主が言ってたよ」

そっか、今の近侍は青江だったな！

貴方「いいぞ！一緒に行こうか」

鯰尾「やったぁぁ！楽しみにしてますね！」

骨喰も珍しく笑ってくれたのを見ると
他の弟達にも何かしてやりたい気持ちが強まる。

取り敢えずは明日の演練、楽しみだ！

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