Code-暗号解読-【さとみ×ころん】

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その次に耳が潰れてしまいそうな爆発音が聞こえた。





これにはハンターも驚き目を丸くしている。

何十秒かすると焦げ臭くガソリンが燃えた匂いが鼻を通った。





「ﾁｯ…お前、こっちこい！今すぐ！」





『へ！？』




ハンターはCを自分の肩に投げ置くと私の手を取って走り始めた。

走った先にあったのは来たばかりは絶対に無かった巨大な石が落ちていた。





「…掴まれ！」





『ひゃあああああああ！？』





ハンターが空に飛んでいく。

ギリギリハンターの脚に掴まり下を見ると町の回りに火が回っていた。
大変だ。





『っ…』





私達を見つけて空へ私達へ手を伸ばす女の子が見える。

助けたいけど助けたら私も死んじゃうんだ、良心を捨てないといけない。心が痛いよ…





「良心は捨てろ。お前は自分のことだけ考えて生きろ」





『急に何よ…』





小さな家の前に降ろされると彼は私の頭を撫でた。

私が頭を下げていたから表情が見れなかったなぁ…。どういう顔してたんだろ





『C？起きた？』





「A…？って、ころん！？いた…」





「さとみ、興奮しちゃ傷…お前さこれ以上心配させるなよ」





え…？





その時、ハンターの瞳に涙が溜まって何かを確かめるようにCを抱き締めた。

もしかしてだけど









『二人とも知り合いなの…？』









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