お酒×初恋=ほろ甘依存症【さとみ】

アルコール16% ページ17

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『ふ、ふぇー…ふぁっ！？』




起きると頬が左右に動かされていることに気付いた



「ワロタwおはよ、お寝坊Aさん」



『煩いなあ…ほらまだ8時…8時！？』



思わず二度見して叫んでしまった私を笑う葵衣



起きて早々寝ぼけているけど、昔に戻ったみたいだと感じて何処か幸せに感じる



「おにぎり作ったから空き時間にでも食べてよ。よし、じゃ着替えて準備しろ！」



『うん！ありがと！』



葵衣もいつの間にかあんな好青年に育ってしまったんだろう



成長って早いなあ



『…私が育って無いだけだね』



とまた溜め息を付いた









.









「携帯、持った！？」



『あ、無い！』



「もー…」



と玄関に立って靴を履いてる私の変わりに呆れながら部屋に探しに行ってくれている



「あったー！」



『天才！愛してるよマイハニー！じゃあね！また連絡する！ばあい！』



「何でマイハニー！？そこ普通マイダーリンだろ！w」何て言う言葉が聞こえるから私は笑いながら、部屋に背中を向けた



今度、何時かまた一緒に呑みたいな









『おはようございます』



「ほ、頬切先輩ぃ…おはようございます」



挨拶したときの優香ちゃんの顔は冷めていた



きっと優香ちゃんの被害者の子達から仕打ち受けたのかもなあ



…くだらない妄想に過ぎないけど



何て脳内会話を繰り広げながらコーヒーメーカーにマグカップを入れる



このコーヒーも美味しかったけど飲めなくなるんだろうなあ



『いや、自分で買えば良いのか』









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更新ネタなかったけど…甘甘書きたかったので帰ってきました

さとみちゃん早く出したいですね(^^)

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