五条悟と気ままな器の少女は最強(虎杖悠仁成り代わり) (ページ25)

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新幹線に乗り込んですぐ列車の扉は閉まり動き出した

『盛大に見送られると思わなかったな～』
悟｢あれ、Aの相手全員?｣

花を見つめていたAは五条に視線を向けた

『たぶんね
でも、親衛隊はともかく、ファンクラブには手をだしてないよ
同期は好みじゃないんだ』

童貞狩りも楽しいけど童貞は下手だし相手するの面倒だしね

悟｢ふーん
言っとくけど遊んじゃダメだよ｣

『えー…つまんない』
悟｢つまんなくても｣

Aは五条をジッと見つめ腕やら腹筋をサワサワと触ってきた

悟｢ちょっ!!｣
『身長191～192のB110･W91だね合格♪』
悟｢なにが合格なの?
なんか嫌な予感するけど…｣

Aは五条を見て微笑んだ

『先生…私と1発しよう』
悟｢僕は教師だし教え子とはしないからね｣
『えー』

Aは頬を膨らませ五条を見つめるのに対して伏黒は2人のやり取りに唖然としながら他人のフリをしていた

『にしても…可愛い花
確か花言葉は…ﾌﾌｯ…wキザな人達ね』

｢｢??｣｣

『さて…寝るけど襲わないでね伏黒』

伏｢襲うわけないだろ!!｣
悟｢その辺はチェリーだから大丈夫
それに僕もいるし｣

『あっ先生なら襲ってもいいよ』
悟｢しないってば…｣

まぁ、いいやと言って椅子を倒して眠りについた

『Zzz…』

伏黒は本当に寝たのか確かめるため彼女の顔あたりに手を近づけた瞬間、1輪の花が伏黒に向かって飛んできた

｢｢……｣｣

花が落ちた場所を見ると伏黒の座席に花の茎が刺さっていた

伏｢お前は暗殺者か怖えよ｣
悟｢見事に突き刺さったね
(微かに呪力を感じるね…)｣

五条は刺さっていた花を抜いて見つめた

『お爺ちゃん…アタシは死ぬ…
海難の…空飛ぶ車で…カイオーガの水揚げ…』
｢｢……｣｣
『ストーカーは火炙り…ネコバスは炬燵の…五条先生…』

(どんな夢みてんだ)

(マジでどんな夢みてんの
僕も登場してるみたいだし…)

『す…すくな…』
｢｢!?｣｣
『!?おはよ～…』

Aは謎の寝言を発して暫く眼が覚めた

悟｢なんか夢みてたの?｣
『ん～…忘れた…』
悟｢そっか…そろそろ着くよ｣

Aは眼をウトウトさせながら頷き東京駅ついてすぐ高専に向かった

東京都立呪術高等専門学校

日本に二校しかない呪術教育機関の一校
(表向きには私立の宗教系学校とされている)

多くの呪術師が卒業後もここを起点に活動しており
教育のみならず任務の斡旋、サポートも行っている
呪術界の要だ

『すっごい山の中だね!!
ここほんとに東京なの?』