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『どこいくの？？』
「いや、特に決めてなくてさ。」
両親がいない2人きりのリビング。
『え？？
優斗が開けといてっていったんだよ？？』
「ごめんごめんごめん」
えへ、と笑う優斗。
少しでも期待してしまった自分が
間違えだったのだろうか。
なだめられて
ソファに座ると
ぴったりくっついて座る優斗
「たまたま今日は親もいないし
家でゆっくりすんのもいいかなとか思ってさ」
『まぁ、そうだね』
そりゃそうだ
毎日レッスンに仕事に頑張ってるんだから
『何か飲む？？』
.
「うん、ありがと」
.
ダラダラと
2人で漫画を読んだりテレビを見たり
そんなんですっかり夕方になりかけて。
映画でも見る？
と、少し前にお母さんが借りてきた
映画のDVDを探す
『あれ、この間
借りてこの辺においてたんだけどな』
「んえ」
テレビ台の近くを探していると
優斗も近づいてきてひっくり返してくれる
「あ、これじゃね？」
そう言われて優斗の方を
見ると、その距離を思わず意識してしまう。
『あ…
そう。それ』
明らかに反応を間違えた
と一瞬で後悔したのも束の間
ふふ、と軽く笑った優斗は
「緊張してんの？」
と顔を覗き込んでくる
『ち、違うから』
「かーわい。」
その場から離れても
なぜかついてくる優斗
『なんでついてくるのーー』
と逃げれば
両手を広げてさらに追いかけてくる
「あはは
なんでにげんの」
隅に追い詰められれば
ぴったり壁と優斗に挟まれて
身動きも取れない
『ちょ、ちかい』
「近いの嫌？？」
嫌じゃないけど嫌だ
と頷けば
「じゃあ、近づく」
といって
きゅ
とハグをしてきた優斗
「A。
ほんとは嘘。」
『へ？？』
「いくとこ。
ちゃんと決めてある。
行こっか。」
.
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ちゅっきー(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！コメントいただいて私も久々に読み返してしまいました^ - ^ぜひ他の作品も読んでいただけたら嬉しいです^ - ^ (2019年10月3日 1時) (
レス) id: c0a7664ca3 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この作品が大好きで、何回も見にきてます素敵な作品です！！^_^ (2019年10月3日 0時) (レス) id: 84697d973f (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっきー(プロフ) - ななさん» コメントありがとうございます！わ〜嬉しいです(〃艸〃)しばらくはコンスタントに更新しようと思ってますので^ - ^最後までお楽しみいただけたらと思います！！ (2019年6月24日 12時) (レス) id: c0a7664ca3 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - ほんとあの、、すきすぎますほんと、、、更新めちゃめちゃ楽しみです( p_q) (2019年6月24日 3時) (レス) id: 84697d973f (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっきー(プロフ) - きょんさん» よかったですヽ(^o^)そろそろラストスパートになりそうですが、楽しんでいただけたら嬉しいです！！ (2019年6月24日 0時) (レス) id: c0a7664ca3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅっきー
| 作成日時：2019年6月13日 19時
