検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:23,850 hit

スクールライフ18 ページ19

どうやら、誰もおそ松に気づいていなかったらしい


「こいつが、俺のこと馬鹿って言い始めて
俺の事言いたい放題言ったくらいから」

「す、すいません」


私はとりあえず謝った

すずは、安心したのかため息をついた

でも、本当に聞かれなくてよかった

こんな可愛い子に好きって言われたら

おそ松は絶対調子に乗るし



「おそ松君、どうしてここに来たの?」

「こいつに教科書借りに来たんだー!」

「貸しません」

「な、なんでだよ!!」


おそ松は、度肝を抜かれたかのような顔をして、

私の体をゆさぶった



「だって、貸したら変な事書いて
返してくるのに!」

「俺の愛情だろー?」

「どこが?!」



いつもの調子でギャーギャー言ってると

すずが、教科書を出してきた



「確か、おそ松君のクラスの授業、数学よね?
私のでよければ貸すよ?」

「すず、女神すぎ!」

「え、あ、マジ?えと、ありがと」


ペコペコお礼をして、自分のクラスに帰っていった


「すずー、優しすぎー」

「中野ちゃん、やっぱおそ松君と仲良いよね」


すずは、可笑しそうに笑っていた

そこで、私は酷いことをしたことに気づいた

すずは、おそ松のこと好きなのに

私がいっぱい喋って

せっかく、カミングアウトしてくれたのに


「すず、ゴメン!私ばっかり喋って」

「大丈夫よ。私は、おそ松君の笑顔と
馬鹿にする時の顔を見るのが好きなの。
何か私が入る隙間なさそうだし諦めるね」

「な、なんで?!すずは
おそ松好きじゃないの?」

「好きだけど、だからって言って
付き合おうとは思わない」

「???」



恋愛初心者の私には理解できない

すずの言ってる意味が伝わらなかった



「だからね、好きだけど、
私とおそ松君がデートしてる姿なんて
想像出来ないの。しかも、今のあなた達の姿見て
確信したの」


すずは、時計を見て席を立った

多分自分の席に戻るのだろう

チラッと私を見てこういった


「おそ松君は、中野ちゃんだからこそ
私の好きな表情を見せるって分かったんだ」


・これからも、2人は仲良しでいなよ・


すずは、口パクで私に言いニカッと笑った







カッコイイ

スクールライフ19→←スクールライフ17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
64人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん , 学生松
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

永遠に松ガール - 木乃狐@さん» いえいえ!!こちらこそ、見て下さってありがとうございます! (2019年3月31日 10時) (レス) id: 00b3b12e69 (このIDを非表示/違反報告)
木乃狐@(プロフ) - ちょうど映画を見て探していたので、とても嬉しいです!!ありがとうございます (2019年3月30日 15時) (レス) id: edef6b2d86 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:美咲 | 作成日時:2019年3月24日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。