駆け引きなんていらない！【名前変換オリジナル】

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瑠衣「…姉ちゃん」



「…うにゃ？」




朝早くからいつも通り瑠衣に起こされる…

はずなんだけど






瑠衣「…服、着な…よ」



「…え？」






私は自分の体を見て絶句した。





なんせいつも着てたパジャマを

自分で脱いでいたんだから









「…ぅああああああああああ！！！！！」







――






瑠衣「…姉ちゃん、俺も高校生男子な訳で…」



「ごめん！ほんっとに！寝てる間に脱いでたみたいで、申し訳ない…」



瑠衣「まぁ、いいよ俺以外に見せなきゃ」



「え？」





瑠衣「…朝ごはん、食べなよ」




「うん」





瑠衣は私の事姉弟だと思ってないらしい
じゃあ、私はなんだ？

友達？ペット？それとも…



「…」





瑠衣「姉ちゃん、今日早く帰ってきてね」



「え？なんで？」




瑠衣「…」






今日？…




瑠衣の誕生日だ！！！！！







「も、もちろん！速攻で帰ってくるわ！」



あ、危ない！忘れるところだった！帰りにプレゼント買って帰らないと！！







――放課後





「という訳で今日は早く帰るので！」


優馬「お、瑠衣誕生日かー」




「そなの！毎年誕生日は2人で祝う決まりになってるんだ！」





優馬「ほんと、仲良いよな〜」


「うん！姉弟だもん！」



優馬「仲良いよな、姉弟じゃないみたいに」




「え？」




優馬「じゃ、気をつけて帰れよ？」







「うん！ばいばーい！」

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