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ちゅ
ちゅ
部屋は静かで
私たちの微かな息と唇の感覚が
頭がおかしくなるほど
ガンガン体に響いていく
「…蓮」
優馬「…雛」
止まらないほど、やばい
――トン、トン
「…ん!」
瑠衣が来る!!!!!
優馬「…離さないよ雛、今は俺のものになれよ」
「…で、でも!」
瑠衣「入るねー!」
や、やばいよー!!!!!
――バタン
瑠衣「お待たせー!」
「ま、待ってたよ!」
優馬「ありがとな」
瑠衣「うん!」
あ、危ねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
優馬「雛、可愛いな」
「ひ、ひぇ!!?!」
瑠衣の前で何を言うんだ!
瑠衣「…」
―――ピンポーン
「…え?」
優馬「あぁ、来たか」
瑠衣「…え?」
優馬「…蓮」
「…え、ぇぇぇぇええええええええ!!!!」
瑠衣「な、何を…!!」
優馬「俺が呼んだんじゃねぇよ、あいつが来たがったの」
ど、どういうこと?!?!?!
―――ガチャ
蓮「お邪魔しまーす!」
「ど、どうぞー」
蓮「綺麗な家だねぇ!!」
「あ、ありがとう」
まさかで動揺が隠せぬ…
今、この空間に
私、優馬、瑠衣、松影くん、の4人
謎だ、謎すぎる!!!
蓮「松崎さん、体調はどう?」
「もう大丈夫!めっちゃ寝たの!」
蓮「そっかー!良かったぁ!」
ずっとすきだったひと…
緊張しないわけが無い
「わ、わたし!トイレ!」
一旦考えよう!
―――バタン…
「はぁ」
どうしよう、あのままじゃ気まずいよね…
―――バタン
「え?」
蓮「松崎さん」
ま、松影くん?!
「どうしたの!?」
蓮「俺、松崎さんに聞きたいことがあるんだ」
「な、なに?」
蓮「優馬と、どういう関係?」
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琴音 - めちゃくちゃキュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年4月22日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
セピカ - ドSイケメン降ってこないかな〜 (2020年7月19日 2時) (レス) id: 5c8a430d1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2020年5月20日 2時