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愛梨side
私が雛の家に入り浸り始めたのは高校に入ってからだった。
「え！雛って弟と二人暮らしなの？！」
雛「そうなの、色々あってねぇ笑」
雛とは中学からの友達
高校に入って雛は瑠衣くんと2人で暮らすことになった
「…血が繋がらない弟と2人…」
雛「ちょっ、変な事考えないでよー？」
「ごめんごめん、雛は好きな人いるもんね！」
雛「そうよ！私は松影くんのヒロインなのよ！」
雛はいいな、好きな人がいて
――
「ただいまー」
愛梨母「…早いじゃない」
「お母さん、その男だれ？」
愛梨母「あんたには関係ないわよ」
お母さんはよく男の人を連れてきていた。
だからといってうちは母子家庭という訳では無い
父さんはいる、ただの母の不倫…
「…お父さんに悪いと思わないの？」
愛梨母「うるさいわね!!!」
バチン!!!!!!
「いたっ…！」
愛梨母「あんたなんて産んだから結婚しなきゃいけなかったのよ！」
「…ごめん」
私は誰にも愛されない。
誰も優しくなんてしてくれない
愛情なんて、感じたことがない
愛梨母「ほんとに面倒臭い、どっか行っててくれない？」
「…分かったわよ」
私は悲しくなんてならなかった。
だって、分かってたから
愛されてないって
「…もしもし？」
雛「愛梨？どうしたの？」
「今から、雛の家に行ってもいい？」
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琴音 - めちゃくちゃキュンキュンしました！ありがとうございました🙇 (2022年4月22日 18時) (
レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
セピカ - ドSイケメン降ってこないかな〜 (2020年7月19日 2時) (レス) id: 5c8a430d1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セピ
| 作成日時：2020年5月20日 2時
