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「…ごめん」
優馬「雛が謝る必要はない、俺こそ怒って悪かった」
「うん」
優馬「泣くなよ…」
「…だって」
ギュ
私は七瀬くんに抱きしめられた
優馬「今はお前だけ見なきゃだよな」
なんで、
そんな優しい言葉…
さっきまで絶望に落としたくせに
「…七瀬くん」
いつの間にか
あなたに振り回される
優馬「…雛」
優馬「いつか教える、俺の全部」
「…待ってる」
私はいつの間にか
あなたのヒロインになろうとしていたのかもしれない
優馬「…いいの？」
「今、七瀬くんのヒロインだから…！」
私、気づいた。
振り回されるけど
クズだけど
最低だけど！
この人といるのがとっても幸せなんだ
優馬「…雛、好きだよ」
「私も…」
最初は強制的な疑似恋愛だった、
松影くんのヒロインになりたかった
けど、今は
純粋じゃなくても、偽物でも
この人といたい
七瀬くんと2人だけのこの空間で
私達は初めて
キスをした。
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琴音 - めちゃくちゃキュンキュンしました！ありがとうございました🙇 (2022年4月22日 18時) (
レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
セピカ - ドSイケメン降ってこないかな〜 (2020年7月19日 2時) (レス) id: 5c8a430d1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セピ
| 作成日時：2020年5月20日 2時
