その45 ページ47
《赤井side》
やはりな。恐らく俺の電話やメールの短さだろう。
『なんでこんなに早く逝ってしまうのかって…』
沖「！！」
Aがここまで俺の死に傷ついていたとは不覚だった。左耳の赤いピアスも俺を表しているんだろう。
『あ、すみません。暗い話をしてしまって。夜勤で疲れて頭がネガティブ思考になってるみたいです。(早く帰って寝よ…)』
そうやってすぐに平静を装うAを見て心が痛む。なんとしても組織を壊滅させ、Aや真純に俺が生きていることを伝えなければ。
コ「(やっぱり、A警部は赤井さんの妹で世良のお姉さんか。)」
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《Aside》
子どもたちの協力のおかげでお土産はすぐに決まった。
沖「そろそろボールペンが完成するころですね。」
『じゃあ私は帰りますね。あくび止まらないので。』
歩「えーもう帰っちゃうの？」
コ「しょうがないだろ、A警部疲れてんだから。」
『ごめんね。でもお土産早く買えたからみんなには感謝してるよ。ありがとう。』
帰ろうとすると、後ろから手をつかまれた。ふりかえると哀ちゃんがうつむいて私の手を握りしめた。
哀「行かないで…もう少しだけ…一緒にいて…」
小さな声でつぶやく哀ちゃん。そんなことされたら振りほどくわけにもいかない。
『じゃあみんなが帰るまで一緒にいるね。それでいいかな？哀ちゃん。』
哀ちゃんは小さくうなずいた。クールだった哀ちゃんが急に甘えてくるなんてギャップ萌えしてしまう。
コ「おい灰原、どうしたんだよお前。」
哀「似てたの。Aさんの雰囲気が、お姉ちゃんに…」
かわいい哀ちゃんの頼みなので、あくびをかみ殺してボールペンを受け取りに行き、帰りは沖矢さんが車でホテルまで送ってくれた。沖矢さんの車、小さいのに子ども5人と大人1人(運転手除く)乗って大丈夫なの？
部屋に入るとベッドに倒れこんだ。スマホを見ると蘭ちゃんからメールがきていた。
「明日お会いする場所は喫茶ポアロでいいですか？場所は米花町5丁目にある探偵事務所の下です。 蘭」
喫茶店ならお昼を食べてから登庁できるな。それしても店名がポアロってネーミングセンス良すぎ。コナンくんといい勝負だよ。
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たくさんのお気に入り登録と評価ありがとうございます！泣きそうなくらい嬉しいです！
最近は恋愛要素薄いですが、いつか甘い話が書けたらなあと思ってます。頑張ります！
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rai - イベント参加ありがとうございますとても嬉しいですこの作品も読みました大好きで！これからの作品頑張って下さい！ (2020年8月26日 17時) (
レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
小恋 - 番外編 職務怠慢の所、羽田さんは太閤名人だと思います (2020年6月1日 2時) (レス) id: 5d360a6c28 (このIDを非表示/違反報告)
ayu - 楽しみにしてます！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年5月3日 21時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - ayuさん» ありがとうございます！降谷さんはもう少ししたら出てきます。ヒロインが東京にいるうちには再会します！その前にお兄さんと再会ですね(^-^) (2019年5月3日 21時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
ayu - コメント失礼します！この作品が楽しみで毎日楽しみにしてます！降谷さんとはどの話で再会するんですか？更新応援してます！ (2019年5月3日 13時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おひたし | 作成日時：2019年4月18日 19時
