その44 ページ46
歩「Aお姉さんは何がいいと思う？」
『んー予算がわからないしな。博士さんは普段から発明してるの？』
元「そうだぞ。俺たちの探偵団バッジもつくってくれたんだぞ。」
光「バッジだけじゃありません。コナンくんのエンジン付きのスケボーやドローンまでつくれるんですよ！」
『ドローン⁉その博士さんすごいね。じゃあ無難にボールペンとかどう？名前かイニシャル入れて。』
コ「いいんじゃねぇか？博士この間ペン壊れたって言ってたし。」
コナンくんの一言で博士さんへのプレゼントは名前入りボールペンに決まった。よそ者の私が提案したものでいいの⁉
沖矢さんがペンを注文している間、私たちは少し離れたところで待つ。
『(沖矢さん、左利きなんだ…)』
沖矢さんの背中を見ているとなぜだか亡くなった秀一兄さんを思い出す。同じなのは左利きってことだけなのに。
沖「完成するまで時間がかかるそうです。その間にAさんのお土産を選びましょう。」
お土産を選んでいる間もずっと沖矢さんの後ろを歩き背中を見つめていた。
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《赤井side》
子どもたちが博士の誕生日プレゼントを買うため米花デパートに行くと言うので、茶髪の少女の警護も兼ねて付き添うことにした。
米花デパートに着くと予期せぬ人物に出くわした。妹のAだ。
久しぶりに会ったAは、幼い頃の面影を残しつつもかなり美人になっている。変な虫が寄り付かないか心配だ。少しだけだが明美に似てきた気がする。
Aは俺が死んだと思っているし今は沖矢昴の姿でいるから、俺が秀一だとは知らない。歩いていると後ろから視線を感じる。恐らくAだろう。
沖「僕の背中に何かついてますか？」
『い、いえ、ごめんなさい。ちょっと沖矢さんの背中が兄に似てたので。』
沖「ホォー、お兄さんがいるんですか。どんな方ですか？」
コ「(赤井さん⁉)」
Aが俺のことをどんな風に言うのか気になって聞いてみた。
『一言で言えば、完璧ですね。顔はもちろん、性格もかっこいいんです。頭はいいし截拳道も強いし、何をやってもそつなくこなして頼りになる兄を、私は大好きだし尊敬しています。こんな兄に惚れない女はいませんからね。』
まさかここまで言ってくれるとはな。言葉を返すが、おまえに惚れない男もいないだろう。
沖「ホォー、素晴らしいお兄さんですね。そんなお兄さんに不満とかはないのですか？」
『不満…1つだけあります。』
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rai - イベント参加ありがとうございますとても嬉しいですこの作品も読みました大好きで！これからの作品頑張って下さい！ (2020年8月26日 17時) (
レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
小恋 - 番外編 職務怠慢の所、羽田さんは太閤名人だと思います (2020年6月1日 2時) (レス) id: 5d360a6c28 (このIDを非表示/違反報告)
ayu - 楽しみにしてます！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年5月3日 21時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - ayuさん» ありがとうございます！降谷さんはもう少ししたら出てきます。ヒロインが東京にいるうちには再会します！その前にお兄さんと再会ですね(^-^) (2019年5月3日 21時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
ayu - コメント失礼します！この作品が楽しみで毎日楽しみにしてます！降谷さんとはどの話で再会するんですか？更新応援してます！ (2019年5月3日 13時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おひたし | 作成日時：2019年4月18日 19時
