雪男たちとの社内恋愛 (ページ10)

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昼休みになり、深澤さんを筆頭にランチの店決めは進み結局目黒さんの配慮でパスタも食べられるカフェへ。

深「そういえば今日歓迎会するの知ってた？」

『え、私のですか？』

渡「当たり前じゃん」

目「予定とかない？大丈夫？」

『全然大丈夫です！』

隣には目黒さん。

横顔が眩しすぎて直視できない。

…やっぱり、かっこいい。

目「ちょっと俺お手洗い」

目黒さんが席を立って、渡辺さんと目が合う。

渡「ねえ、めめのこと気になるっしょ」

『えっ！？！！？ち、ちがいます！なにも！』

深「ふは、かあいい〜焦ってる」

渡「まあめめかっこいいもんなー」

『いや、そんなことないですって！』

目「なに？俺かっこよくないって？」

『ちがっそういう訳じゃなくて！かっこいいですけど！』

目「はは、嘘だよ」

目黒さんと目が合う。

うわ、笑顔めっちゃ可愛い…

渡「…………」

深「何不貞腐れてんの翔太くん」

渡「…不貞腐れてねえし」

深「分かりやすいねー翔太は」

目「まじでそれっすね」

なにやらそのあと渡辺さんは機嫌悪くて、黙ってコーヒーをすすって、熱さに驚いたようでカップを置いてた。

なんかみんな、可愛らしい人だな、なんて思ったりした。