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†第十一話† 記憶 ページ13

ーーーーーズルいわA、貴方は私を××したのよ?それなのに貴方だけが笑っていられるなんて、ホントに親不孝なずるい子。

ち、違う・・・俺は、母さんを・・・・!

ーーーーーー違わないだろう、お前は俺たちを蔑ろにして、自分だけがのうのうと暮らしている。・・・ズルイヤツだ。

親父!だから・・・俺は、違うんだ・・・違うんだよ。

ーーーーーーーホントに、ずるい子。貴方なんか、生まれて来なければ良かったのよ。


「〜〜〜はっ!・・・・はっ、はぁ」

??「あ、やっと起きた」

いつの間にか眠ってしまっていたらしく俺の横には青髪のヤツ(・・・たしか渚っていったっけ?)が立っていた。
三時間目辺りぐらいから俺の記憶がすっぽりと抜けている、多分そん時に寝ちまったんだろうな。
外はもう夕暮れ時で結構な時間寝ていたんだと実感した。教室に数人残っているだけで後のヤツは皆帰っていったみたいだ。

「ごめん。俺寝てたみたいだな」
渚「いや、いいんだけどさ・・・うなされてたよ、大丈夫?」
「あぁ、心配ない」
渚「ふーん・・・じゃあ、ボク帰るね」

そう言い渚は教室の扉へ歩いていく。

「ありがとな」

ポツリと小さめに言ったつもりだったが、渚には聞こえていたらしくニコっと笑って教室を出ていく。
教室に残っていた奴等ももう帰るらしいのか、ぞろぞろと動き始める。

ー俺も、帰るかなー・・・ここにいたって暇だし。

机の中に入れてある筆記用具や教科書を鞄の中にしまう。忘れ物がないか確認してから席をたち教室を後にした。

†第十二話† 眠る→←†第十話† 失笑



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一颯(プロフ) - 同性愛ものには専用のフラグを立ててください。 (2016年4月18日 3時) (レス) id: 050c8f6d1c (このIDを非表示/違反報告)
クロウサギ(プロフ) - この作品の続編見たいです!! (2015年5月18日 4時) (レス) id: 29761c99ab (このIDを非表示/違反報告)
緋腹 - この話をみてイトナ君が好きになりました!アザス!!(´∀`*) (2015年5月9日 0時) (レス) id: 5e74d9c177 (このIDを非表示/違反報告)
聖王ダークリンク - 今は………それが、お互いの為だろうからな。 (2015年4月22日 21時) (レス) id: 964e6546a5 (このIDを非表示/違反報告)
聖王ダークリンク - やはり無理か……………。いや、いいんだ。多分、最初から分かってた事だと思う……………今はまだその時じゃないってことは。あいつ自身が心を開くまでには、時間がかかると思う……………だからゆっくり待とう。 (2015年4月22日 21時) (レス) id: 964e6546a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うみしお | 作成日時:2015年4月19日 21時

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