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仕事終わり。携帯に薮君からメッセージが届いてた。光君とツーショットの写真付きで。
一緒に過ごせたんだ。と思って、
"良かったね。お誕生日おめでとう。"
とメッセージを送ったら電話が鳴った。
「え？あ、はい。もしもし」
「お、雄也。こんな夜遅くまで仕事お疲れぇ。」
とちょっと、いや、だいぶ酔っ払った薮君の声。
「伊野尾から連絡あった？」
「は？伊野尾君から？ないけど。」
「ったくあいつ。何やってんだよ。あ、雄也。俺への誕生日プレゼント、伊野尾に電話するでいいから。」
「え？あ？はぁ？」
「おい、やめろって。流石に雄也困ってんだろ。」
と側にいるであろう光君の声が聞こえる。
「これぐらいしないと、伊野尾は素直になれねぇの。雄也伊野尾のことよろしく頼むな。」
「あ、雄也ごめんね。仕事で疲れてるのに。薮ちょっと酔っ払っちゃってて。気にしないで。」
いや、気にするし。
「こいつ誕生日ってことで許してやって。」
「え、あ、うん。メッセージでも送ったけど薮君に誕生日おめでとうって伝えておいて。」
「薮、雄也が誕生日おめでとうだって。」
「あ、雄也。ありがと。それじゃあくれぐれもよろしくな。」
そう言って電話が切れた。やっべーブログ更新今日最後にしようと思ってたのに時間ねぇーじゃん。結局俺はブログの最後の更新を保留にするっていうブログをアップして家路についた。
家に帰った時にはとっくに日付けを跨いでいて、、、
流石にこの時間に電話するのは悪いよなぁ。。。
と思いながら、でもまぁ薮君にもあー言われたしと、
"こんな夜遅くにごめん。起きてたりしないよね"
と伊野尾君にメッセージを送る。するとまさかの返信がすぐに来た。
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作者名：choco | 作成日時：2023年1月25日 11時
