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(nishijima-side)
西「うあー……進まねぇ…」
事務所の一室で一人、行き詰まった仕事を前に机に項垂れると。
マ「少し休憩したらどうですか」
このままじゃ仕事も進まないでしょう。
そう言われて、部屋から追い出される。
俺に対しての扱いが雑なマネージャーに苦笑しつつ、気分転換に廊下を歩いていると。
末「西島、今日事務所？」
西「おー、秀ちゃーん！」
末「いや、キャラ」
崩れてるけど、と呆れたように笑う秀太と遭遇して。
末「疲れてそうだな」
西「まあ、色々と」
自販機で購入した飲み物を飲んでいると、秀太が顔を覗き込んでくる。
末「で、あれからまだ詩とは何も話してねーの？」
西「……」
末「…分かりやすい奴」
フ、と苦笑して。
末「まあ、今回に関してはその方が良いのかもな」
……なんて、全て見透かしたかのように言われるもんだから。
西「秀太はさ……千晃に彼氏ができても、何にも言わないの」
つい、そんな事を聞いてしまった。
末「……」
俺の問いかけに、無表情で見つめてくる秀太が今何を考えてるのか、分からなくて。
末「俺は……別にそういうのは良い」
西「そういうのって、」
末「子どもじみた感情の延長線みたいなもんやし。あいつやって別に今まで恋愛してない訳じゃないし」
西「千晃のそれは、」
宇「にっしー！秀太！」
昔からの、密かな秀太の気持ちには、薄々俺も気付いていて。
つい言及しそうになってしまった俺を止めたのは、何処か焦ったような宇野の声だった。
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海(プロフ) - くみさん» ありがとうございます！楽しんで頂けて、とても嬉しいです♪しかもかなり長かった筈なのに一気読みして頂いたとは…！本当にありがとうございます！マイペース更新ですが、これからも精一杯頑張りたいと思いますので、よろしくお願い致しますm(__)m (2019年6月22日 8時) (
レス) id: 00727ba42b (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - ものすごく楽しいです！！昨日から一気に読んでしまいました！これからも楽しみにしてますね！ (2019年6月21日 12時) (レス) id: 9ac3551b76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2019年3月24日 19時
