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喘息 ページ6

亜嵐side




夜、部屋の見回りをしてると








?「ゴホッゴホッ…ォェ。ハッハッ…

ゴッホン、ゼェゼェ」







何とも言えない

安定しない呼吸音が聞こえてきた








声がした方の部屋に行くと、それは

紛れもなく、涼太の部屋…








ガラガラガラ





「涼太?」







涼「ゼェゼェゼェゼェ…ゴホッゴホッ…」






「まずいなぁ…涼太、聞こえる?」






「苦しいね…聞こえてたら手握って!」







キュッ







弱々しく、握るというか触ってきた涼太








「うん、ありがと!

直ぐ楽にしてあげるから

もう少し頑張れ」







ナースコールで、涼太の病状を伝え

他の先生にヘルプを呼んだ







「すみません、涼太が

喘息の発作が結構酷くて…

呼吸器科の先生を呼んでください!」





ナ「わかりました!中務先生に連絡します!」







「お願いします!」








ガラガラガラ







裕「亜嵐君、涼太の容態は?」








「安定しない…」







裕「…酷いなぁ」








「どうしますか?」







裕「ソル・コーテフ6mg/kg、点滴しよう」







「5じゃなくて良いの?」







裕「酷いから、本当は7に

したいくらいだけど

体力的に6が限界かな…」








「わかった。

ソル・コーテフ6mg/kgお願いします!」







ナースコールで、薬を頼んで

直ぐに持ってきてもらった







裕「りょうたぁ

少し冷たいけど我慢なぁ?」








消毒をして、点滴をして
パックを吊るして調整をした







まだまだ苦しそうだ…








裕「今回は久々だからか

結構酷いなぁ…多分、

水分取れなくなると思うから

脱水にならないようにみてあげてね」









「うん、わかりました」







裕「何かあったら呼んでや

続くようだったら

一度検査し直した方が良い」








「うん、了解!」







裕「じゃあな、涼太。お大事に」








苦しそうに寝ている涼太に

声をかけて出ていった








少し汗をかいてるから

タオルで拭いて部屋を出た








やっとどの部屋も静かになったが

涼太の部屋だけは

苦しそうな声が聞こえる








ナ「涼太君、酷いみたいですね」








「うん…

マスク着けてきてあげようかな」







ナ「準備します!」







「ありがとう!」

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愛美(プロフ) - おもしろかったです! (2021年2月28日 22時) (レス) id: 2ed2e4a9f2 (このIDを非表示/違反報告)
彰人 - 良いお話^_^ (2020年1月20日 20時) (レス) id: 8f8a8efb39 (このIDを非表示/違反報告)
Sora(プロフ) - dreamersのパスワード教えていただけませんか (2019年9月20日 16時) (レス) id: a3adef9886 (このIDを非表示/違反報告)
月島蛍(プロフ) - なるぼど 他の作品も頑張ってください! (2019年8月4日 0時) (レス) id: 29e6dcfecd (このIDを非表示/違反報告)
lolww(プロフ) - ゆうさん» 返信遅くなりすみません。大した、医療用語使えてないですが、有難いです!これからもよろしくお願いします! (2019年8月3日 13時) (レス) id: c2d7f9cc31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:lolww | 作成日時:2019年2月4日 23時

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