二番目宣言【梅原裕一郎】

No.31 ページ32

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梅「気持ち悪い…」



別れたい。

別れる方法を教えてくれ。



梅「クソ！」

貴「あ…」


タイミング悪い。


梅「ごめん…」

貴「いや、大丈夫」


と言う割には小刻みに震えてる。


梅「A？」


と手を伸ばすと、


貴「本当に…本当に大丈夫だから！」



ハァハァと息が荒くなる。


梅「落ち着いて」


貴「ごめんなさい…ごめんなさい！！」



ごめんなさいと叫び続けるAを、

ただ見守るしか出来なかった。



ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ


？「おーい！A〜開けろよ〜〜」



拗れて解けなくなった糸。

そんな感じだ。



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