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5話 ページ5
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山田「私がいなくなった後にあの人は話しかけてきたわねぇ〜」
貴方「偶然ですよ」
山田「いやいや!絶対ない!Aちゃんに気があるって!」
おばさんの頭の中はお花畑か
山田さんが楽しそうだからいいっか
山田「何話したの?」
貴方「うちの卒業生?って声かけられて」
山田「覚えてくれとったんやね!」
貴方「そんなはずは……」
確かにそんなはずはないんだ
後輩について行ったのは1回きりだし
もしかして、西山先生と仲良いんだっけか?
貴方「山田さん!あの人と驚くくらい面識がないんですよ!なんで覚えてるんですか?」
山田「先生って顔覚えるの得意やしなぁ」
それも一理あるね
食い気味で話してきた山田さん、何故か冷静に
山田「まぁ、恋の始まりやって!はい飴ちゃん」
今日も懲りずにのど黒飴
ため息を1つつき、エプロンのリボンを結び直した
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作者名:うた | 作成日時:2019年11月27日 1時