オネダリ中毒【Yuto.t】

お願い 02 ページ2

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｢まぁた優斗先輩に誘われてたね？｣

｢うん…私、チャラい人苦手｣


｢優斗先輩はチャラくないって！これは言い切れる！｣








ホールに入ると、すぐにアキちゃんが話し掛けてきた。

辺りを見渡してもお客さんは数人で相当暇みたいだ。お水の補給もなさそう。









｢そんな事よりさ、あの子結局飛んだの？｣


｢あ〜高校生の？飛んだね、でも新しい子明後日入ってくるらしいよ｣


｢え！いい子だといいなぁ｣









話を聞くと、男の子で中々の優等生くんらしい。

アキちゃんは面接の時にちらっと見たらしく、イケメン！同いだったら狙ってた！と興奮している。







年下、かぁ…

絶対好きにはなんないだろうけど、イケメンなのは嬉しいなあ。目の保養的な、ね。









｢Aっ、いくら入ってくる子がイケメンだからって優斗先輩から目移りしちゃだめだよ？｣


｢目移りも何も好きじゃないし｣


｢ご飯くらい行ってあげたらいいのに｣


｢…連れ込まれそうでこわい｣








…ホテルとか、と後付けすると
優斗先輩を何だと思ってんの！？獣か！と突っ込まれた。






だって、誰にでも言ってそうなんだもん。

信用できないよ。






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