検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:42,764 hit

頼れるパイセン ページ33

.

「あれ、沫助?こんなとこで何やってんだよ 笑」

「ひーめっ。出てこないと埃まみれになるよ?」



「 風磨くん、王子ぃ… 」



じんぐうに飴を投げつけた後 勢い余ってレッスン室から飛び出てきちゃった…。

帰るタイミングどうしよう。


1人めそめそしていると王子と風磨くんが通りかかった。

階段下の隙間から引き出して貰い 自販機の隣にあったベンチに座り込む
わ、埃まみれだ… 笑


私が誰かと喧嘩したり 何かあった時に話を聞いてくれるのは必ず 岸くんかこの二人だ。


「んで?何があったんだよ」

「まあ大体予想はつくけどねー」



お茶を片手に うんうん、と相槌をうちながら話を聞いてくれる二人は とっても聞き上手だと思う。


最近色々重なって忙しかった事、それにより睡眠が十分に取れていない事、コンサートが近付いているのに振り付けが全然頭にはいっていない事、全てを話した。




「姫 最近忙しそうだったもんね、勝利が寂しがってたよ。」

「アイツにもなんか事情があったんじゃねーの?」

「 …岸くんもそれ言ってました。なんか理由があるんだよーって、でも分かんなくて。 」






「うーん… 姫、自分の事ばっかりで全然周りが見えてないんじゃない?必死なのは素晴らしい事だよ、でも周りと合わせる事も大切だよ」


「 周りと、合わせる… 」




.

〃2→←神宮寺と喧嘩



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
112人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:⊂((・x・))⊃ | 作成日時:2018年1月31日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。