もっと優しくしてください江口さん！2

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貴方「わあ〜！すごい！髪切るのも上手！」





さっきまでガタガタだった私の髪は肩よりちょっと上のショートボブに仕上がっていた



怜「…Aさん。すみません僕のせいで」


貴方「怜ちゃんのせいじゃないよ、私が勝手にやっただけだから。それにほら…お揃い！」


怜「…！ありがとうございます」






皆にも見てもらお！





貴方「ジャーン！どう？どう？」


花江「いいじゃん！似合うよ」


斉藤「うんうん可愛い」


梅原「良かったじゃん綺麗にして貰えて」


江口「怜ちゃんにありがとうだね〜」







わ〜い！！！褒めて貰えた！！
髪切った事はショックだけど後悔はしてない






怜「Aさん」


貴方「ん？どうしたの？」


怜「僕、来月アメリカに行くんです」


貴方「え…な、なんで！」


怜「もっとメイクを学びたいんです」


貴方「そっ…か…」






せっかく仲良くなれたのに…
もう会えないなんて思うと凄く悲しかった






怜「ちゃんと帰ってきます」


貴方「…」


怜「本場でメイクを学んでもっと上達して帰ってきます！そしたら…またAさんにメイクさせて下さい」


貴方「…！怜ちゃん…うん。もちろんだよ！」








怜ちゃんがアメリカで頑張ってる間私ももっともっと声優として輝けるように頑張るよ！
だからまた会えた時私をうんと綺麗にしてね。









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