カレカノごっこ2【梅原裕一郎】

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梅原「手際いいな」






野菜を切ってるといつの間にか裕一郎くんが私の後ろに立っていた







梅原「料理得意なんだ」


貴方「得意って程じゃ…両親が共働きだったから小さい頃から自分で作る事が多くて」


梅原「へ〜」








後ろから私の手元を覗き込むように顔を突き出す裕一郎くん。
顔が近い…


すると私の肩に顎を乗せた









梅原「腹減った」


貴方「っ…も、もうちょっとだから」


梅原「無理。待てない」


貴方「え、えぇ〜…」


梅原「食べていい？」


貴方「え？」









何か食べる物あったかな？なんて思っていると耳をカプっと噛まれた








貴方「わああああああああ！！！な、何するんですか！」


梅原「腹減ったんだって」


貴方「い、意味がわかりません！ていうか包丁持ってる時にこういう事しないで下さい！」


梅原「包丁持ってなければいいんだ？」


貴方「そ、そういう事じゃ…っ」








もう〜！！！すぐそういう事するんだから！
やめて欲しい。裕一郎くんに何かされる度心臓が苦しいくらいドキドキするんだから









梅原「ヒツジって緊張したり焦ったりすると敬語になるよな」


貴方「確かに…」









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西山「やっぱり冬はお鍋だね〜」


江口「うま！！！！」







4人で鍋を囲って談笑しながら楽しんだ

鍋なんてひとり暮らし始めてからする機会無かったから久しぶりだ
やっぱり大勢で食べるご飯は美味しい









西山「鍋もいいけど久しぶりにAの手料理も食べたいな」


貴方「ほんと？じゃあ今度来た時は何か作るね」


江口「ヒツジちゃんの手料理!?俺も食べたーい！」









そんな凝った料理は作れないけど…
喜んで貰えるようなメニュー考えなくちゃ
そういえば裕一郎くんってなにか好きな食べ物あるのかな
…聞いてみちゃお









貴方「裕一郎くんって好きな食べ物ある？」


梅原「特にないな。食にあんま興味ないから」








そうなんだ…
好きな物あれば作って食べて欲しかったな








梅原「ああでも…ヒツジの手料理は興味あるかも」


貴方「っ…ソ、ソウデスカ」









不意打ち辞めてください…
心臓に悪い。







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